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  作者: たいたい
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淡路島

ある新聞社の新聞記者は神戸にいた、淡路島の玉ねぎについて取材を行うためだ、何故今更淡路島の玉ねぎを取り扱うのか言われると思う、正直何年か前辺りにブームは去っているとは思うがまだ推しているので人気はあると思われる。

今回は玉ねぎの甘さの秘密に迫るというもので、大抵分かるかもしれないが淡路島の環境だろう

それは分かっているが正直正解なのかは分からない、その話は聞いたことはあるが実際確認出来る訳ではないのである。

新聞記者は夜、神戸のホテルで一泊し、翌日レンタカーで明石海峡大橋を渡り淡路島に上陸するつもりだ。

翌朝新聞記者は早朝からレンタカーで淡路島に向かっていた。

新聞記者は明石海峡大橋で海風に煽られながら走り続けようやく淡路島が見えた。

明石海峡大橋から見えた淡路島は緑生い茂る場所、外から見るとすごい大自然な土地である。

淡路島に上陸した新聞記者は早速玉ねぎ農家と会い、玉ねぎの説明を受けていた。

説明を受け終わったら玉ねぎ農家からのご好意で玉ねぎ料理を作ってもらった、玉ねぎとバターをフライパンで焼いて和えた物と、玉ねぎの中をくりぬいてそこに果物を入れた物だ。

前者は美味しく感じたが後者はただの地雷で、自分の座った席が一番トイレに近かったのがこの記者人生一番の幸運だっただろう。

トイレに入ってる間新聞記者はある事を考えていた、近年淡路島の玉ねぎが普段より甘くなっているようだ。

新聞記者が調べにきたのは主にここが大きいだろう、さすがに同じ場所で甘くなるなら環境だけではなく他の何かが関わっているようにしか思えない、それを調べている。

新聞記者は午後に畑に出て玉ねぎの収穫をすることになった、新聞記者は順調に玉ねぎを収穫していったが、土の中に白い何かが散らばっているのが見えた。

新聞記者は農家に白い物について聞いた、農家はここで昔プラモデルを埋めた奴がいると言っていたが白い物はプラモデルというにはあまりにも小さすぎたため新聞記者はこの農家の発言を嘘だと見抜き農家に本当は何か聞いた。

農家が言うには実は人工甘味料を地面に撒いているらしく、近年起きてる自然災害等で淡路島で玉ねぎが育てられない環境になっても人工甘味料の玉ねぎを作ってそれを淡路島の玉ねぎとして出しても玉ねぎを育てている場所は淡路島のため例え淡路島の環境だけの甘さ以外の甘さがあったとしても淡路島で育てている立派な淡路島産の玉ねぎであると。

新聞記者は確かに淡路島が無くなったら淡路島の甘い玉ねぎが食べれなくなると思い納得した。

この後日北海道の新聞社が淡路島の玉ねぎを暴露する記事を書いた。

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