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Rebellion Cord 〜黄昏の彼方へ〜  作者: shun
二章 災厄の訪れと決断
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第5話災厄の訪れ

その日は朝から何か嫌な予感がした。

何がとかは、ハッキリしていないのだが、とにかく良くない事が起きるような予感があった。

さすがに予感なだけなので他の人に言うわけにもいかず、モヤモヤした気持ちを晴らすために朝から鍛錬をしていた。


「レイン朝から気合いが入ってるな!」


「父さんどうしたの?」


「うん?特に用事はないよ?ただ暇だったから話しかけただけだぞ?」


「父さん、何もする事ないの?」


「ハハハ、草刈りなんてあっという間だ!」


相変わらずの父さんだった。


「そういえば父さん、結局ルードさんはどうしてるの?」


「いやそれがなんの連絡もよこさないんでわからない。」


「珍しいねこんなに遅いのも。」


「まあ、旅してるから遅くなるのは仕方ないな。」


そんな会話の後、父さんはどこかにふらふらと歩いて行ってしまった。

俺はもう少し鍛錬をしてから家に帰る事にした。


家に帰宅して、夕食の後は何もする事がないので自分の部屋でリリーに連絡をとっていた。


「ふ〜ん、ルードさんまだきてないのね?」


「ああ、そうなんだよ。だから特にする事もなくて暇してるよ。」


「そうなのね、こっちはもうじきお爺様とお祖母様のところに着きそうよ。」


「以外と早くつくんだね。」


「途中で馬車に乗せてもらったからよ」


「馬車か〜、俺は乗った事ないからどんな感じなのかわからないや。」


「結構退屈よ。乗ってる間は外をみてるくらいしかないからね。」


「そんなもんか。まあ里帰り楽しんで。」


「レインこそ私がいないからって浮気しないでね?」


「相手がいないよ。」


「あら?相手がいたらするの?」


「ちょっ!そんな訳ないだろ。」


「冗談よ。それじゃあレインお休み。」


「ああ。お休みリリー。」


俺はリリーとの会話を終わらせてする事もないので寝る事にした。


〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜


another side 闇


夜も遅くなった村近くの森の中にて


「ようやく時がきましたね。」


「今までひまだったなの。」


「一発派手に行こうじゃねーか。」


「アテクシ、アソビタクテウズウズ。」


「お前はいつもウズウズしてるじゃないっすか。」


「しかしイワンが面倒なのの足止めと、もう一人の確保に行ってくれてるおかげで、こちらは楽しめますね。」


「こっちは目標以外は皆殺しで構わないなの?」


「ええ問題ありません。邪魔なら全て始末してください。」


「いいねー!それじゃ誰が一番多く狩れるか競争と行こうじゃねーか!」


「アテクシ、イチバンカツヤク。」


「じゃあ一番最下位はバツゲームっすね。」


「お前達、主人の器の回収が第一目標だぞ。」


「固いこというななの!」


「そうだぜ!楽しまなきゃ損だ!」


「アテクシダイコウフン。」


「まあまあ!いいじゃないっすか。」


村の入り口に五人の化け物が近づいてきていた。

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