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Rebellion Cord 〜黄昏の彼方へ〜  作者: shun
アフター二章 それぞれの日常
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第15話 サプライズ

体調不良で更新に間が空いてしまいすみません。


なんとか良くなったので更新再開します。


礼拝堂に連れていかれると、なかにはレン、ルナ、ライナの他にリリーの母親のヘレンさんや、ユフィーの家族であるマリアなど、懐かしい人達が座っていた。


「あら、久しぶりねレイン君。」


「お久しぶりなの!」


「久しぶりです。今日はどうしたんですか?」


「あらあら、レイン君には秘密なんですね。」


「何が秘密なんですか?」


俺の質問には笑うだけでヘレンさんは答えてくれなかった。


「まあ、レイン君。もうじきわかるから。ひとまずは一緒に礼拝堂の教壇に行こうじゃないか!」


そういってユーリさんに連れていかれてしまった。

それにしても本当にこれから何が始まるのだろうか?


教壇には俺とユーリさんだけがいき、グレン、ギギ、バルド、レドの4人は途中で椅子に座ってしまった。


「あのー、ユーリさん結局何が始まるんですか?」


「うーんと、あと少し待った方がいいかな。」


「何を待つんですか?」


その時だった。

いきなり礼拝堂の扉が開いた。

そしてそこには、ウエディングドレスを着たリリーと父親のアレスさんがいて、ゆっくりと俺たちの方へと歩いてきた。


そして俺の前にくると、


「久しぶりだなレイン。」


「お久しぶりですアレスさん。」


「その表情はどうやらサプライズだったみたいだな。」


「正直驚いています。」


「ははは、こういった事はしっかりやっておいた方がいいからな。」


「それはわかりますよ。」


「あまり長いと後があるからな、レイン娘を頼むよ。」


「はい。」


アレスさんはそれだけ言うと、ヘレンさんの隣へと移動してしまった。

そして、リリーが小声で話してきた。


「レイン驚いた?」


「ああ、それにしてもリリー、その姿も綺麗だよ。」


「ふふ、ありがとう。けどまだいるからね。」


「へ?」


リリーが入り口を指し、その方向を見るとそこにはリリーと同じ様にウエディングドレスをきたミリーとジェイドがいてこちらに向かって歩いてきた。


ああ、さっき言っていたジェイドの用事ってこれのことだったのか!


「レイン兄さん、本当に兄弟になれることを嬉しく思います。どうかミリーを幸せにして下さい。」


「ジェイド、ありがとう。ああ、わかったよ。」


ジェイドもアレスさんと同じ様にグレン、ギギ、バルド、レドのいる椅子に移動していった。


「レインお兄ちゃん、これからもお願いします。」


「ああ、こちらこそお願いするよ。」


俺とミリーはそんな会話をした。


次はユフィーがヘイブルの王様と一緒に俺たちの方へと歩いてきた。


「あの時は助かった。これからもマリア共々よろしく頼む。」


ヘイブルの王様はそれだけ言うとマリアの隣へと急いで移動していった。

なんだか式が始まる前から泣きそうな顔だったな。


「ちょっと私的にはこんな日がくるとは思っていませんでした。けどこれは夢じゃないんですよね?」


「もちろん、夢じゃないよ。」


「そうですよね!これからもよろしくお願いします。」


「こっちこそ、よろしくお願いするよ。」


俺はてっきりこれで全員だろうと思っていると、後ひと組が俺たちの方へと向かって歩いてきた。


それは、レステアと俺のじいちゃんことサイアスさんだった。


「レステアには両親がとっくにおらんからの、儂が替わりをさせてもらったよ。しかし一度に4人と結婚式とな初めてじゃろうな。」


「確かにそうだろうな。2人だってないような気がしますよ。」


「いやいや、2人は以外とあるんじゃよ。」


「それは意外ですね。」


「っと、あまり話してるのもよくないな。」


じいちゃんはそういって礼拝堂にある椅子の一番前に移動していった。


「私があなたについてあの場所から出た事を後悔させないでね。」


「もちろん、それどころかもっと早く出ていればよかったと後悔するぐらい幸せにするよ。」


「そう、期待しているわ。」


俺たちが言葉を交わし終えると、


「それじゃあ、結婚式を始めていくよ。」


ユーリさんが結婚式の開始を宣言した。

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