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Rebellion Cord 〜黄昏の彼方へ〜  作者: shun
アフター二章 それぞれの日常
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第12話 狩りの成果


俺はリリー達がいるはずのミーリアさんの店に向かっていると、


「おや?レインの兄貴じゃないっすか!」


いきなり後ろから俺を呼ぶ声が聞こえてきたので、振り向いてみるとそこには獲物を大量に運んでいるギギがいた。


「ああ、ギギか。もう狩りは終わったのか?」


「見ての通りっす!大量っすよ、今夜は肉祭りっす!」


やはりギギは狩りが得意だけあって見事に獲物をたくさん仕留めてきたな。


「ギギはすごいな。ところで、バルドやレドに途中で会わなかったか?」


バルドは自らの肉の確保のために狩りに向かったんだが、ギギにすれ違ったか確認をしてみると、


「へ?バルドとレドっすか?会ってないっすよ。それにバルドは狩りがものすごく下手くそなんで戦力外っすよ!」


だよなー、やっぱりギギからみてもバルドの狩りのセンスは全く駄目なんだな。


「レインの兄貴はどこに向かってたんすか?」


「ああ、俺か?リリー達を見つけにミーリアさんの店に行くところだよ。」


「ミーリアさんの服屋っすか?・・・間違いなく戦場っすね。」


「うん?ギギ何か言ったか?」


ギギが何か最後に呟いたが小さい声だったせいで聞こえなかった。

なので何を言ったか聞き返すと、


「いえいえなんでもないっす!ただ頑張ってくださいっす!」


「??まあ、行くだけだからそんなに頑張る必要ないだろ?」


「いえいえ、ファイトっす!」


何故かギギに最後にものすごい勢いの応援をされて、俺とギギはそれぞれの方向へと移動をしていった。


しばらくして目的地のミーリアさんの店の近くまで来ると、店の前には人だかりができていた。


「えーと、なんかありましたか?」


「あん?今ミーリアさんの新作のお披露目会をして・・・ってリリーちゃん達の旦那じゃないですか!」


「どうも、それよりお披露目会って?」


「ああ、ミーリアさんの新作の服をそのーリリーちゃん達がお試しで着て披露してくれてるんだ・・です。」


そんなことをしていたのか。

たぶんその代わりに服を貰っていたんだな。

どうりで日に日に服の量がすごい勢いで増えていっていたのか!


「ウォー!!!」


いきなり店の前にいた人たちが叫び声をあげた。

体調不良のため更新速度が低下してしまいすみません。



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