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Rebellion Cord 〜黄昏の彼方へ〜  作者: shun
アフター一章 不死者の章
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第1話 新たな日々


邪神との戦いが終わってから村の復興などを中心にすごしあっという間に半年が過ぎた。


復興した村は最初は俺たち家族しかいなかったが、どこで話を聞いたのか昔ジェイド達を俺に売ってくれた奴隷商人のジルバさんが突然に訪れて、


「お久しぶりです。今日はこの村に必要になるであろう人手の紹介にきました。」


なんて言いながら、今回の戦いで家族を亡くしたり、住む場所を失ってしまった人達を連れてきてくれた。


さすがにそういった商売をしているだけあり、紹介してくれた人達は皆性格に問題はなかった。


このおかげで村の復興は予定よりも早く進めることができた。


さらには、教会でも大きな動きがあり、大司教だった俺の爺ちゃんはその地位をユーリさんに渡してこの村の常駐の神父になった。


「儂はもう孫とのんびり過ごしたいんじゃ!」


なんて叫びながら、引退を表明したらしい。


今は村の教会で毎日越してきた子供達に勉強を教えている。


それと、リリーの両親は現在一時的に、アストラ王城に戻って戦いの後始末をしているために、今はこの村に住んではいない。


村の中ではみんなそれぞれの仕事を担当している。

俺は基本的に畑の世話をしながら、時々ジェイドが担当している自警団の訓練に参加をしている。


リリー、ミリー、ユフィーの3人は家の家事の担当をしてくれている。


ジェイドは、さっき言ったように村の自警団のまとめ役を担当している。


レド、ギギ、バルドの3人は自警団の訓練の指導員を担当している。


レン、ライナは牛や馬などの家畜の世話を担当している。


グレンは村に研究室を作り食事の時間以外では、そこにこもって何やらいろんな実験をしているみたいだ。

時々すごい爆発音と振動が来ることがあった。


ルナに関しては、みんなにご飯の時間を教えにきてくれたり、何か急用ができた時など教えにきてくれる、伝令を担当している。


まあ、今でこそ村として成り立ってきたが、最初はだいぶ大変だった。

そのことはいずれ機会があれば話すことにしよう。


今日も相変わらず俺は、畑の野菜の成長具合の確認と雑草抜きをしていた。

雑草抜きは、最初は大丈夫なのだが徐々に腰が痛くなってくるんだよな。


なんか雑草抜きに向いているスキルとかないものか。

そんな事を考えていると、


「レインお兄ちゃん!」


声のした方を見るとルナが走って俺のところに向かっていた。


「ルナ、どうしたんだ?」


「あのね、ユーリさんが家にきたよ!」


あれ?

ユーリさんは爺ちゃんに大司教の地位を渡されてかなり仕事におわれているはずだけど、なんとか暇ができたのだろうか?


「わかったよ、それじゃあ家に戻るか。」


「うん!」


俺とルナは手を繋ぎながら、わが家へと帰っていった。

更新を再開します。

ペース的に2日に一回の更新速度になる予定です。

またしばらくお付き合いよろしくお願いします。

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