かつて人間と呼ばれていた生命体たち
2025年。それは突如として現れた。ある日の朝、日の出と共に東京上空に巨大な水晶が現れた。水晶内には成人男性と思われる人物が目を閉じて眠っており、各組織が救出などを試みるも、決して水晶が壊れることはなかった。人々は水晶を研究し始め、水晶からは未知のエネルギーが放出されていることを発見した。そして時間が経つに連れ人々は次第にそれまでゲームや物語の世界のものと思われていた特異な力に目覚め始める。時を同じくして水晶内の人物も変異を始める。それと共に水晶から発せられるエネルギーは増大し、そのエネルギーを構築する新たな元素『魔素』によって人々は成長、進化を遂げた。かつて人間と呼ばれていた生命体はそれぞれが様々な見た目、力を発現し、大きな括りとして人類種と呼ばれるがそれぞれに似た種族名が決定することになる。
それから1000年。水晶から発せられたエネルギー『魔力』と科学により人類の文明は飛躍的に進歩し、戦争はなく、他者を害することは否定され、お互いに研鑽する競争こそが美徳であるという新たな道徳が一般化され、各地に様々な施設が生まれた。
だがある日、これまで決して傷つくことがなかった水晶に亀裂が走る。それと共に発せられる魔力が急激に減少した。このままでは魔力がなくなり、致命的な混乱が生まれてしまう。学者たちはどうにかしようと研究したが亀裂は次第に大きくなる。
そして西暦3333年。水晶は砕け、その中の存在もまた目覚めることとなる。




