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聖なるイデアの放課後

初めて信じた感情を悠遠なるあなたに捧ぐ――

 生徒達がめでたくも束の間の平穏を得る放課後、まだ賑やかさが残る教室で。

 鞄に筆記用具と教科用図書を詰め込んでいる私に、帰宅の準備が万端の友人は隣の机に凭れ掛かって〝それ〟を持ちかけてきた。


 早速だけど、勘のいい読者諸姉(お姉様方)なら〝それ〟が何を指しているかもうお気づきなのではないだろうか?


「さくら、もう届いた?」

「うん! 今からもうすっごく楽しみだよー」


 そう、『ハッピー・オンライン』!

 1年前に大手ゲーム会社の運否天賦ソフトウェアから新規プロジェクト『ハッピー・オンライン(仮)』として突然発表されたこのVRMMORPGは、会社のネームバリューと美麗なPVによって一躍並み居るゲーマー達の話題の中心に躍り出た。

 それから1年、クローズドβテストを終え、あの時の昂奮とかわいいタイトルそのままに『ハッピー・オンライン』は無事発売まで漕ぎつけたのである!


「私も。さくらからゲームに誘われるなんて初めてだしね」

「いやー、タイトルを見て世界観に一気に引き込まれちゃったよー」

「タイトルからは名付け親がお花畑の住人らしいことしか分からないよ」


 私の発言はあながち冗談でもない。

 というのも私がこのタイトルを初めて見た時、例のファンタジー小説のロゴタイプを思い起こさせるようなフォントが使われていて『H○rry Online』に見間違えたのだった。

 魔法大好き少女、実質魔法少女である私はすぐPVを見に行ってがっつりオリジナルのゲームであることを知ると同時に、既存の世界観に縛られない自由度の高さに引き込まれた、という寸法である。


 そんなよしなしごとを語らう帰り道でお互いの都合の合う時間とかをすり合わせて一旦お別れとなった。


「……ねえ、さくら」

「ん、(なぁに)?」

「いっぱい遊んで、いっぱい思い出を作ろうね」

「うん、るーちゃん!」


 そうして友達と別れた私は明るい先行き(これから)に思いを馳せながら弾みそうな足取りで家路に就いた。

お読みくださりありがとうございます。


以下は作者からの注意喚起となります。


•1話が短いです。現在のストックはこれ3話分となっております。


•遅筆です。最長1週間で1話投稿が目標です。


•つっこみどころの多発が予想されます。そもそもMMOの知識がなく、バランス崩壊が起こりえます。


•基本的に主人公をはじめとする女の子が物語を回します。恋情はありませんが距離感は近いです。


•ご感想は基本的にどのようなものでも大切に読ませていただくつもりです。しかし返事を考えて更新が滞る事態があり得るので返事は時と場合によります。


•前作については今作で反響があれば構想をもとに軽い気持ちで書きます。


勘のいい読者諸姉ならお分かりかと存じますがこの通り自己満足の傾向が強い作風です。

読者の皆様にもご自身の満足を第一にお願いします

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