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天才魔術師、ロリ吸血鬼を拾う  作者: くまねずみ
第一章 出会い編
19/34

18 手をつないで

 

「先生、今日は色々ありがとうございました」

「いやいや、こちらこそ。ギルバートを治してくれて、本当に助かったよ」


 礼を言うカイに、マシアスがとんでもないと返答する。  カイ達は場所を変え、既に学校の玄関、噴水の広間まで来ていた。


 あの後色々あったのだが、突然ギルバートが体調を崩しフラフラし始めるという事態が発生した。そのためマシアスが医者に診せに行くと言い出し、急遽カイ達は解散する事になったのだった。


 回復魔法は、術士だけでなく患者自身の魔力も使い治癒力の強化を行う。つまり、怪我それ自体は治るが体が元気になるわけでは無い。基本的にギルバートは安静にしていないといけなかった。


 しかもカイはかなり強い回復魔法を掛けていたため、実のところギルバートは今すぐぶっ倒れてもおかしくないほど弱っていたのだ。彼が空元気に立ち振る舞うせいで、発覚が遅れたが。


 そして術をかけた側のカイも同様に疲弊していたため、マシアスに従いとりあえず今日は帰ることに決めた。


「ル、ルナ君! 是非、また来てくれたまえ! 今度はゆっくり話したい。明日にでも、もう一度――」

「いかん! しばらくは絶対安静だぞ、ギルバート」

「またまたご冗談を。私はこの通り、絶好調ですぞ!!」

「どの通りだい……」


 口調こそ強気だが、ギルバートはマシアスの肩に腕を回しもたれかかるように担がれていた。その実、発される声は弱々しいもので、気丈に振る舞っているのは明らかだ。さっきの魔術講義の熱弁はどこへやら。


 しかし、この人に会えて本当に良かった。

 もしかしての話ではあるものの、ルナの病気が単純な魔力制御だけで解決できる可能性を教えてくれた。 


 初対面の彼女に、進むべき道を示してくれたのだ。この人には感謝しかない。一時はどうなる事かと思ったが、まあ結果オーライと言えるだろう。


 そして、カイには新たな収穫もあった。

 ルナの発作についてだ。


 彼女の話では、発作はいつ起こるか分からない無作為なものだという。だがカイは経験的にその原因を掴んでいた。

 

 恐らくは、過度な精神的ストレス。


 先程の事故の場合は、ギルバートを傷つけてしまったことへの罪悪感と、彼の大怪我を目にした衝撃から。

 そして昨日洞窟で出会った時の場合は、身に降りかかった多くの災難に対し、心が限界を迎えたから。

 どちらも推測ではあるが、そう考えると納得がいく。


 それに、もう一つ心当たりがあった。

 魔術を修める者にとっては常識だが、「感情の乱れは魔力の乱れ」という言葉だ。

 精神的に不安定な状態では、体内の魔力の流れが散漫となり、魔法の暴発等の事故を引き起こすという事が知られている。


 ルナの感情の起伏により魔力が暴走し、放電という形での暴発を招く。

 随分と筋の通る話だ。

 そしてこれは、ルナの電気の正体が魔力である事の裏付けにもなる。


 ただ、ルナの言う通り、ふとした時に問答無用で発作が起こる可能性はまだ否めないため、そこは気をつける必要があるだろう。

 そう、先程の事故のように。


「……ギルバート先生、改めてすみませんでした」

「すみませんでした」


 事故の件を思い出してカイが謝る。ルナも続いて謝罪した。


「顔を上げてくれ。私の方こそ、すまなかった。特にカイ君、治療の件は大変感謝している」

「いえ……先生も色々教えて下さり、ありがとうございました。助かりました」


 的確な考察から紡がれる、カイ一人ではたどり着けなかった回答。ルナに雷魔法を愚直に教え込もうとしていたカイにとっては、大きな助け舟となった。


「しかし一つ言っておくが、私の考えはあくまで推測だ。属性付きの魔力が勝手に湧いてくるなんて現象は、今まで聞いた事もない。すぐにでも詳しい検査を受けて欲しいくらいなのだがね」


 人が持つ魔力それ自体は、純粋なエネルギーだ。便宜上「無属性」と呼ばれてはいるが、属性とは魔法を使うために魔術によって後から付け足すものであり、既に属性変化している魔力が沸いて来るなど有り得ない。


「ルナ君の体内で何が起きているかは全く不明だ。だから魔力制御が出来るようになったとしても、病気が治るかと言われれば保証は出来ないのだよ」

「そうですよね……まあでも、魔力制御は自分でも教えられるくらい簡単なので。物は試しで、まずはやってみようかと思います」

「うむ。それがいい」


 会話が一段落した所で、マシアスが急かしたように言う。


「よし! じゃあ私は、こいつを医者に連れて行くよ。カイ君、色々ありがとうね。サンドラにもよろしく伝えておいてくれ」

「あ、はい。マシアス先生、ありがとうございました」

「さあ行くぞ、ギルバート! 全く、君には言いたい事が山程ある!!」

「ル、ルナ君!! 今度は私の研究室で、色々実験をだね――」


 マシアスは喚くギルバートを引きずり、広間の脇の通路へと消えていった。

 ルナは名残惜しそうに二人へ手を振っていたが、姿が見えなくなると、すぐカイの方に寄って来た。


「……カイ、早く教えて! 病気の治し方!」

「ああ……うん。帰ってから、ね……」


 期待に胸を膨らませニコニコ笑うルナを見て、カイは逆に不安に駆られていた。


 一見その表情は正常そのものだが、さっきの一件がどうにも気にかかる。


 ギルバートを傷つけた事で負った、心の傷。

 彼のおかげで大事には至らなかったものの、本当は深い失意を必死に取り繕っているのではないかと。


 カイは思い切って聞いてみることにした。


「ルナちゃん……大丈夫?」

「?」

「その……さっきの。君の電気で、ギルバート先生を……さ」

「…………!」


 カイの言いたいことを察したようで、ルナは少しうつむく。


 そして、微笑んだ。


「大丈夫。もう、平気なの」

「ほ、ほんとに?」

「うん。あのね……ルナ、電気の病気の事ね、初めて人に褒めてもらえたの」

「…………!」


 カイはハッとして目を見開いた。


 ルナがあわや発作を起こしかけた、あの時。

 ギルバートの第一声は、「素晴らしい」だった。


「だから、ちょっとびっくりして……その……嬉しかったの」


 ルナが立ち直れたのは、ギルバートが満身創痍ながらも奮い立ち、精一杯慰めてくれたから。

 カイはそう思っていた。


 勿論それもあるだろうが。

 ルナにとっては何より、褒めてくれた事が衝撃だったのだ。


「……そっか。嬉しかったんだね」

「うんっ」


 今まで忌避されるか心配されるかだけだった、彼女の病気。

 それを才能だと褒めてくれる人と、ルナは出会ったことが無かったのだ。

 カイでさえ内心すごい力だとは思っていたが、事情を聞いて彼女を慰める側に回っていた。あれはギルバートだったからこその反応だったといえよう。


「ギルバートさんも、大丈夫だって言ってくれたから。ルナは、もう大丈夫」

「…………」

「も、もちろん、カイが治療してくれたおかげだから。ありがとう、カイ」

「……いや、いいんだよ」


(ギルバート先生。ありがとうございます)


 菓子折りでも持って、改めてお礼を言いに行こうと誓ったカイであった。



 ――――



 そうこうしていると、広間の横の通路から、男女の2人組が歩いてカイ達の方へ向かってきた。

 男の方は丸坊主で、見覚えのある顔だ。


「……あ」


 リヒトだ。

 隣にはここの学校の生徒だろうか、紺色の制服を着た女の子を連れている。オレンジの髪をふわっとショートカットにした、可愛らしい子だ。


「リヒト先輩! ではお返事、待ってます!」

「あ、ああ……じゃ、またな」

「はい! また!」


 意味ありげな言葉を残し、その元気そうな女の子は小走りでカイ達の隣を駆け抜け、玄関から外へと出ていった。

 リヒトは困ったように苦笑いしながらその姿を見送り――そしてその目線は必然的にカイ達へ向かう。


「あれ? カイ! それにルナちゃん! どうしたんだよ、今から図書館に行こうと思ってたのに」


 そう言ってリヒトが駆け寄ってくる。


「ああ、もう終わったんだ。ちょうど良かった、これから帰ろうと思ってたとこなんだよ」

「終わったって……先生たちは?」

「ああ、あの二人ならもう――」

「ていうか! ルナちゃんに、雷魔法を教えるとか何とか言ってたよな。あれ、どういうことだったんだよ!」

「…………」


 カイは言葉に詰まった。

 先程の事を話すとかなり長くなってしまうし、色々ありすぎてリヒトが信じるかどうかも怪しい。それでもと事情を全部話すのは容易いが、カイにはもうそんな気力は残っていなかった。


「と、とにかく、用事はもう済んだから。先生たちならもう帰ったよ」

「……ん? 雷魔法、教えてもらったのか? てかさっき思ったんだがよ、ルナちゃんは吸血鬼なんだから雷魔法なんて使えないんじゃ――」

「そ、それより!! さっきの連れてたあの子……リヒトが会いに来た後輩?」


 まくしたてるリヒトを遮り、カイはうまく話を変えようと試みた。


「お返事待ってます、とかなんとか言ってたよね。何かあったの?」


 リヒトは話を逸らされ不服そうであったが、先程の女の子の事を持ち出すと目の色を変え、いやらしいニヤけ顔を浮かべた。


「ああ、ちょっとな。その、なんだ…………告白、されちまってよ」


 わざとらしく、もったいぶって言うリヒト。

 カイは素直に驚いた。さっきの子はそういう事だったのか。


「……ま、まじ?」

「まじだぜ。へへーん、羨ましいだろ! 俺って結構モテるんだよ。まあ顔も心もイケメンだから、しょーがないといえばしょーがないけど。とりあえず、返事は保留にしといたんだが」

「……え、何でだよ。良さそうな子だったじゃん」

「いや、それがよ……ちょっと、複雑なんだ。もちろん俺的にはアリなんだが、あいつの事はなんつーか、俺の中では妹みたいな扱いなんだ」


 リヒトによると、さっきの子は在学中に可愛がっていた後輩で、今日は勉強を教えて欲しいという事で呼び出されたらしい。しかし実際は、愛の告白のためだったという訳だ。


 だが、年上好きなのも災いし、当のリヒトは彼女を恋愛対象としては見ていなかったのだった。


「だからちょっと考えちまってな、つい保留にしちまった」

「……なるほど。でも、そうなったら振るわけにもいかないだろ。どうするんだ?」


 告白の返事を後回しにされ、じらされた挙句振られたなんてなったら、その子はきっと耐えられない。


「安心しろよ、そこら辺は上手くやる。俺も男だからな、好いてくれる女を悲しませるような事は……絶対にしないぜ」


 リヒトは顎に手をあて、白い歯を見せてニッと笑った。

 キメ顔のつもりだろうか。カイはドン引きした。


「そ、そうか……」

「おっと、ルナちゃん。惚れてくれるなよ? 今は残念だが先客がいるんだ」

「……えっ? は、はい」


 ルナは突然始まった男女の情話に終始困惑していたようで、苦笑いで返答した。


「そんなマジメに応対されると傷つくなあ。冗談だよ、冗談」

「……リヒト、やめてくれ」


 バツが悪そうにうつむき、赤紫の髪をくりくりといじっているルナを見て、カイが諌める。

 

「はいはい……じゃ、帰ろうぜ。もう用事はいいんだよな?」

「……うん」


 色々あったが、この学校ともお別れだ。

 カイ達は校舎を後にした。



 ――――



 玄関を出て一本道を歩いていき、正門の前までやってきた。

 するとリヒトがここぞとばかりに声を張り上げる。


「よおし、キミたち。結界を通るからな。来た時と同じだ、もう一度手を繋いで――」

「リヒト!!」


 またもや手を繋ぐと言い出したリヒトを、カイは強く拒否した。

 ここに入る時の事を思い出すと、恥ずかしさと怒りで顔が熱くなる。


 カイは無言で、ここを掴めと言わんばかりに自分の肩をトントンと叩いた。


「……ちぇ、わかったよ。ほら、これでいいか?」


 リヒトはしぶしぶとカイの肩を掴んだ。


「うん。さ、ルナちゃんも。ほら」


 満足げな表情のカイを、ルナは不思議そうに見上げている。


「あ、あの。私は別に、手でも……」

「いいからいいから。肩にしてもらおう。ね」

「……う、うん」

「おいおい、俺の手そんなに汚いか? 俺の扱いどうなってんだよ」


 反論するリヒトをカイがキッと睨みつける。

 リヒトはため息をつき、ルナの肩に手を置いた。


「よし。これで結界、通れるんだろ?」

「あーそうだよ。ほら、さっさと行くぞ」


 リヒトに押されるようにして、三人は正門に向かい前進していく。

 来た時よりもカイの足取りはとても軽かった。リヒトと手を繋ぐのが相当嫌だったのだと、自分でも実感していた。


 そして何事もなく正門を通過――


 出来なかった。


 カイ達が通り抜けようとすると、見えない何かに押し返された。ゴムの玉に弾かれるような感触を受け、そのままバランスを崩し、後ろにドテドテと転倒してしまう。


「いてて……あれ、おかしいなあー?」


 リヒトが立ち上がり、疑問の声を漏らす。その口調はどこかわざとらしい所があったが、転んだ衝撃に顔を歪めていたカイはそれに気づけない。


「うう……おい、どういう事だよリヒト」

「カイ。これ、やっぱり手で触れ合ってないと通過出来ないのかもしれないぜ?」

「…………嘘だろ」


 だが実際、今通れなかったのは事実だ。 

 ルナが尻もちをついて痛そうにしているのを見て、カイは申し訳ない気持ちになる。


「…………」

「カイ……いいだろ、別に。ここ一回限りなんだしよ。来た時の事は悪かったよ、だけどそんなんじゃここから一生出れないぜ?」


 そう言ってまた嫌な笑みを浮かべながら、リヒトが手を差し出してくる。


「…………分かったよ」

「ほいきた」


 カイはルナの事を想って、仕方なくリヒトの手を掴んだ。彼女も同様に手を取り、ここに来た時と同じように3人並んで歩き出す。

 正門の向こう側では街の通行人がチラチラ見てきて、カイは顔から火が出るような思いだった。


 そして、もう一度正門へ足を踏み出す。

 先程勢いよく弾かれた感触を思い出し、体を強張らせるが――今回は、弾かれなかった。

 シャボン玉の膜を突き抜けるような感触と共に、三人はするりと結界を通り抜けた。


「……はあ、良かった」


 無事通過出来たことにカイがホッとするのも束の間。

 リヒトが堪えきれないといったように、突然笑い始めた。


「ふっ……ははは!!」

「……? どうした?」


 気でも触れたかと眉根を寄せるカイに、ニヤニヤしながらリヒトが言う。


「いやあ、まさか上手くいくとは。カイ、お前最高だぜ」

「え?」

「この結界はな、学校関係者の()()を識別する特別製なんだよ。だから通る時は、付き添いの奴を関係者が()()()包み込む必要があるんだ」

「…………」

「だから別に手を繋ぐ必要なんかなくて、体のどこでも触れてればいいんだ。で、さっき俺が背中に触れてた時に通れなかったのは……俺が魔力を込めなかったからだぜ。お前とおててを繋ぐために、わざと、な」

「……!!」


 全てを察したカイは、みるみる内に顔が紅潮していった。


「……リヒト!!!」


 リヒトはカイの手を跳ね除け、走って逃げ出した。


「なはは! まんまと引っかかりやがって! そんなに俺と手を繋ぎたかったのかよ!?」

「……!!」


 カイは走っていくリヒトに向かって、怒りのまま両手を掲げる。


「お、魔法か? やれるもんならやってみろよ!」


 街の人混みを背に、リヒトが挑発してくる。

 何事かと視線をこちらに向ける通行人。これでは魔法で攻撃する事など出来ない。


「……くそっ!」


 カイは魔法の行使を断念した。

 走って追いかけようかとも思ったが、不幸な事に体が重く、足が動かない。カイは予想以上にギルバートの治療で疲労していた。


 諦めてそのまま手を降ろすカイを見て、勝ち誇ったように叫ぶリヒト。


「はは、良い判断だ! じゃあな、カイ!! また会おうぜ!!」


 そう言い残し、リヒトは街の雑踏へと消えていった。


 ――まんまとしてやられた。


 カイはショックのあまり、その場で膝から崩れ落ちた。

 ちゃんと注意を払っていれば、リヒトの企みには気づけていたかもしれない。魔力を込めるか込めないかの違いは、気を張っていれば簡単に分かる事なのだ。そんなことにも気づけなかったとは、とカイは悔しい気持ちで一杯になっていた。


「くそ……畜生……」


 一連の様子をきょとんと眺めていたルナが、疑問の声を漏らす。


「カイ、そんなに手つなぐの、いやだったの?」

「……嫌だよ! 男と手を繋いで歩くなんて……しかも、あんな奴と……」


 クールで大人びているカイも、まだまだ子供。彼はこういった小恥ずかしい事が耐えられない年頃だった。

 

 カイは悔しさのあまり、少し泣きそうにすらなっていた。来た時にも既に嵌められていたのに、あろう事か二度目まで。これ程まで出し抜かれたのは初めてで、屈辱すら感じている。

 だが、ルナの前でこれ以上醜態を晒すわけにはいかないと、必死に涙を堪えていたのだった。


 するとルナは、そんなカイの服の裾をぎゅっと引っ張った。



「じ、じゃあ…………ルナと手、つなぐのは、いや?」



 カイは思わず彼女を振り返る。


「……え?」


 不安げに、そして期待混じりに、頬を赤く染めてカイの目を見つめるルナ。


「……それは」

「……?」

「…………嫌じゃないよ」


 その返事に彼女は顔をほころばせ、


 今度は手を差し出してきた。


 カイはそれを見て少し固まったが、すぐに考えるのをやめ、その手をとった。


 ルナの手はとても小さくて、線が細くて、そしてほんのり熱を帯びていた。


「……いこっ」


 そう言って、ルナは走り出した。

 ツインテールを大きく揺らす彼女に手を引かれ、カイは再び商店街へと駆けていく。


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