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眠り
俺はずっと同じような毎日を見つめる
赤紫色の髪と目を持つ少女と
栗毛色の髪と目を持つ少女と
白髪に緑色の目を持つ少年の毎日だ
変わらない日々はもう何年続いただろう
俺は誰とも話せず何も触らず何も為せない
そんな変わらない日々を
何回、何十回、何百回、何千回、何万回、何億回
繰り返しているのだろう、
俺は何故こんな日々を眺めているのだろう
この生活には既に飽きているが旅に出ることは
出来ない。
それは彼女から離れたく無いと思うのも一つだが
彼女から離れるように歩くと気がついたら
彼女の方に歩いている謎の現象の所為だ。
俺はもう疲れた、代わり映えの無い日常を
ただ見ているだけ。
俺は何故ここにいるのだろう
俺はどの様な姿をしているのだろう
俺の名は何と言うのだろう
もう自分の事すら何も分からない
俺は寝ることにしようと思う
二度と覚めないことを祈って
俺は落ちる感覚を感じた。




