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colour  作者: 神口 讃妥
葛折り道
61/68

死の教皇

私が目を覚ますとそこは砂漠の中だった。

「うぅ…服が砂だらけだよ…」

そう言って私は体を見る

骨に布、他には何も無かった

「あぁ…アンデットになったのね私」

私は何年も何百年も何千年も考えて出した

答えのために自ら使わないように考えていた魔術を

起動する「二つの命の種の者、我は彼」

『憑依魔法』

私の体は朽ちて風となり消えた



私は目を開けて自分の体を確認する

「男の人の体は…シロツ以外入って無かったから

違和感が凄いよ…」

私は手をにぎにぎとして股間を触る。

「はぁ…何やってるんだろう私」

したから女性の声が聞こえる

『あなたーご飯よー』

私はシロツの前をして声を出す

「あぁ、わかった」

そう言って下の階に降りると腹の大きな女が

食器を並べている

「手伝うよ」そう言って私はキッチンに入り

包丁を背中に隠して私は笑顔で言う

「あと少しで子供も産まれるんだから無理しちゃダメだよ?」そういうと幸せそうに女が

「ありがとう」と頬を赤らめて視線を晒す

私は女の腹を裂いたでできた胎児の目を開く

「黒…か、ごめんね?人違いだったよ」

そう言って子供と母親の魔石を取り

私は胸で抱きしめると声に出す

「代償は私と家族の魔石、巣食う者の存在を証明する」






私は目を覚ます。

「父ちゃん!遊びに行こうぜ!」

子供が私の膝に抱きついている

私はシロツの真似をする

「あぁ…そうだな」

私は子供と外へ出てボール遊びをして帰った

「ただいま」私達が家に帰ると

椅子に座って編み物をしている腹の大きな女がいる

「先に水浴びをしちゃいなさい」

私が子供に言うと「うん!わかった!」と

言って子供は水浴びをしに外に出る

「ごめんね?仕事が休みで疲れてるのに」

女が私に謝ってくる

「いいんだよ、君こそ無理をしちゃダメだよ?」

私はそういうと持っていた鎌で女の腹を裂く

悲鳴を聞いた子供が走ってこっちを見て言う

「何してるんだよ父ちゃん!」

私は走って子供の手を掴むと首を切る

女の腹から溢れた胎児の目を開ける

「赤…か、ごめんね人違いだったよ」

そう言って彼らの魔石を取って抱きしめる

「代償は私と家族の魔石、巣食う者の存在を証明する」





私は目を覚ますと女が私に怒鳴っている

「貴方のせいで子供が出来ちゃったじゃない!」

私は周りに刃物がないか探す。

「ねぇ!責任どうやって取ってくれるのよ!」

女の言葉を尻目に私わ酒瓶を割ると破片で

女の腹を裂く

腹から溢れでる胎児の目を開く

「黄色…か、ごめん人違いだったよ」

「代償は私と彼女とその子供の魔石

巣食う者の存在を証明する」
















私は目を覚ます

身なりの良い栗毛色の髪に茶色目の女が話しかける

「私…妊娠したみたいなの」

私は自分の姿を見る、浮浪者のような姿だ

「貴方、私と一緒に逃げましょう?

じゃないと家の人たちに殺されちゃう」

私は自分の魔力と霊力を確認する。

もう何十回も飛んだせいだろう

殆ど残っていない、これが最後恐らく失敗だろう

私は自分の体を弄ると小さなナイフを見つけた

涙を浮かべながら「私と逃げて」と言う女の腹を

切り裂く、女は悲鳴を上げる。

私は胎児の目を確認しようとしたが足りなかった。

私の存在はそこで消失した。

「ごめんね…シロツ」

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