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colour  作者: 神口 讃妥
死者の道
24/68

固定依頼

 夢を見た、上等な服を着た子供の夢だ。

「僕はカッコいい警察官になるんだ!」

母親だろうか、毛先が茶色く変色した黒髪黒目の女性が子供に言う

「貴方には無理よ何も続けて頑張れないじゃ無い」

そう言う女性に子供は強く反発すら

「僕にだって出来るよ!成れるたら成れる!」

そう言ってドアを開けて別の部屋に移動する?

父親だろうか、頭が所々ハゲている黒髪黒目の男に子供は言う

「僕は将来カッコいい警察官になるんだ!」

そういうと男は鼻で笑い言う

「お前には無理だな、そんなものはエリートが成るものだ、お前には無理だ」

子供は泣きながら自分の部屋に戻り上等な寝床に入って寝た。


少年は野球を始めた、顔面にボールが強く当たり鼻は骨を折って辞めた。

少年は体操を始めた、手首を痛めて辞めた。

少年は水泳を始めた、自分より後に始めた者や年下の子供達より上手く泳ぐことが出来ず辞めた。

少年は柔道を始めた痛みに堪えて必死に取り組んだが体格的にも勝てる相手がおらず辞めた。

少年は勉学に励んだ、勉強する意味がわからず辞めた。

少年は恋をした、少女の好みなどを聞いて少女の理想になれるように努力した、少女に彼氏が出来て、それでも告白したものの振られて散った。

青年は仕事を始めた、人間関係に馴染めず環境が合わず辞めた。

青年は無職を始めた、両親が死んで辞めた。

中年は再び仕事を始めた出来るだけ1人で出来る仕事を探して始めた。

生きる意味を見出さず辞めた。



俺は目が覚めた、妙な夢の所為かやけに眠気が残っている

「シロツおはよぉ」

アカツが俺に抱きついた形で俺に挨拶をする、

「あぁ…アカツ、おはよう」

俺たちはギルドに向かった。



ギルドのドアを開けて掲示板に向かう。

「ねぇ…シロツ、なんかアンデットの依頼多くない?」

アカツは不思議そうに言ってくる

「そうなのか?俺はよくわからないが」

そう言いながら掲示板を見渡す。


固定依頼が多く貼ってあった

グロルラット     一頭 銅貨20枚

ブルートグリズリー  一頭 銀貨2枚

フォイルニスオウル  一頭 大銅貨1枚

トートドッグ     一頭 大銅貨5枚

ギフトピルツ     一頭 銀貨5枚

フルヒトポップ    一頭 銅貨1枚



 など、他にも沢山固定依頼で貼られている、報酬が高いのか安いのか分からないがとにかく多い事は確かだ。

「確かに多いのか?アカツがギルド依頼を受けてた時はどのくらいあったんだ?」

と純粋に聞く

「私が受けてた時は偶に一つ依頼が出てたくらいだよ、固定依頼にする程大量にアンデットが沸いてるみたい…」

何やら不安そうにしているアカツに俺は思いついたことを言う

「これならわざわざ依頼を受けなくても街の外を歩いていれば金が手に入りそうだな」

俺たちは街の外へ出た。



街の外に出て大体1時間くらい歩いた頃にトートドッグが五匹群を為して襲って来た、アンデットの嫌なところは見た目に反して力が異常に強いことだ、体が壊れるのもお構いなしで襲ってくる。

しかし異常に力が強いのは俺も同じだ、しかし俺は驚いてしまい対応が遅れて地面を転がり回避する。

「シロツ!!」アカツが声を上げる。

「あぁ…どう言うことなのかは取り敢えず安全を確保してから話そう」

トートドッグから人の腕や首がめちゃくちゃな位置に生えていた。

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