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夏生詩集

空気を読め?

作者: 夏生

作文みたいです。ご容赦ください。

当たり前ことですが

空気は吸うものです

読み物ではありません


空気を読めとは

どういうことなのでしょう


察するという言葉はあります

思いやりに似て

相手の気持ちを考えて行動する

ことを言います


その場の空気を読む

運動神経を試されているような

強制されているような気がしてなりません


はい、空気読んで!

はい、今の雰囲気を掴んで

なんて、瞬発能力も必要かしらと

思ってしまいます

心というより能力を試されていうような

気がします


察する、思いやる、おもんぱかるでは

どうでしょう


察する、は、今だけでなく、相手の過去、現在に

至るまで想像して、行動する

言葉の響きは瞬間的な早さを感じますが

心は深く細部にわたって働いているのです


思いやるも相手の今の様子だけでなく、立場や

状況を想像することから始まります


電車で立っている人を見た時、疲れた様子なら

お年寄りでなくても席を譲ってあげたり

手を貸さない方が相手のためだと判断したり


おもんぱかる、は相手へも思いをめぐらす

という意味です

すぐに、ではなく、よくよく考えること


自分のためでなく心を動かす、ということ


空気を読むなんて無粋な言葉はやめにして

察する、思いやる、おもんぱかる、と

表わせば、その言葉の意味を感じられたら

やさしい心が連鎖反応して

豊かな心が育つのじゃないかと思うのです


綺麗事だと笑われてしまうかもしれませんが

かまいません

試してみる価値は十分にあると思いますから




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