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持たざる勇者と英雄の物語(仮)  作者: 神崎 秋斗
1章 GSMオンライン
9/20

1-9 さよならGSMオンライン

これにて、1章は終了です。

とりあえず書ききった。



一年は長かったような、短ったような。



「確かに受け取りました。」

俺は全てのアイテムをREIに渡した。


銃弾に関しては、仕様上他プレイヤーに渡すことが出来ない。

消費アイテムは、個数の概念が出るので、装備アイテムだけだが。


「大事にしてくれ。」

「YUJIさんの名に恥じぬよう頑張ります。」


別れの言葉は実にあっさりしていた。


その後、俺は全てのアイテムを捨てていった。

せめて最後はきれいにしよう、そんな気持ちで、後腐れもなく処分した。


「ん?あっ、そっか。武器に関しては、一つは残るんだったな。」

つい先ほどREIに全ての装備を渡したときにも起こった現象だった。

手持ちの武器を0に出来ない。

だからREIの持つ剣種の武器を、一番弱い武器を一つ貰ったのだ。


まぁ、いっか。これくらいは。てか残っちゃうもんな。


とっとと、ログアウトすっか。


明日の朝には、多分俺は連れ戻される。


はぁ、覚悟はしていたが、いざとなると気が重いな。


まぁ仕方ないな。


それもこれも俺のせい。


ふぅぅ。


よし、それじゃ、ばいばい、GSMオンライン。




ログアウトボタンを押した瞬間。

現実の俺は意識を失った。



次回は6月7日18時更新予定。

感想・誤字脱字報告など、あれば是非。

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