Hatsumi Reflexion キャラクター紹介
・メインキャラクター
№01
■ツトム
名前:梅山勉
身長:161㎝
誕生日:2月26日
血液型:A型
主人公。
努力家で正義感溢れる少年。
態度は少々ぶっきらぼうだが、喜怒哀楽はハッキリしており年相応に表情豊か。童顔で小柄という子供っぽい容姿の割に思考は大人びていて、性格も意外に冷静かつドライ。
しかし根っからのヒーロー気質のため、個性溢れ過ぎの仲間たちが巻き起こす様々な問題の後始末に奔走している。生真面目で頑固なため融通の利かないところはあるが、仲間内の秩序が正しく保たれているのはツトムによるところが大きい。
困っている人間には必ず手を差し伸べる生粋の世話焼き人間で、とりわけ幼馴染の初見に対する献身ぶりは学内はおろか地元中に知れ渡るほど。
いつも真剣でひたむきな姿は多くの人から好感を持たれており、仲間たちからも強い信頼と尊敬を向けられている。
勉強も運動も、全ての領域において高い結果を出すが、基本的に自己評価が低く、周囲のよせている好評も自分には買いかぶりだと本気で思っている。
最近の悩みは成長の限界(身長など)。
№02
■初見
名前:窪田初見
身長:162㎝
誕生日:11月20日
血液型:O型
メインヒロイン。
目を見張る程の美少女で、ツトムとは家も隣の幼馴染。
その整った容姿からしっかり者に思われやすく、クールで近寄りがたい印象を持たれやすいが、実際の性格は気弱でシャイな、普通の少女。
子供の頃から自分を守ってくれているツトムのことが大好きで、彼とはいつも一緒にいる。家族同様かそれ以上に親しくしていたため、様々な面で大きな影響を受けている。
もちろん、ツトム以外の友人たちも大切な仲間。自分を支えてくれている彼らへの感謝をいつも忘れず、仲間意識はとても強い。
ツトムをはじめとする個性的な男友達に囲まれ庇護されて成長してきたため、感性が一般的な少女のソレとややズレている。それもあって同性をやや苦手としていた。
だが多くの弱点も高校生になった最近では克服し、能力的にも人間的にも大きく成長した初見は社交的で自立した、名実相伴う美少女になりつつある。
しかも、微妙に天然入ってる。最強のヒロイン。
№03
■加山
名前:加山章介
身長:184㎝
誕生日:5月5日
血液型:AB型
チームのリーダー的存在。
自分を中心とした「加山軍団」なる組織を(勝手に)設立し、仲間たちを(勝手に)団員にしている。
バイタリティに溢れ、いつも感性の赴くままに楽しいと思うことを実行している。常人が思いもつかないことを平然と始め、やたら熱中するため周囲は振り回されがち。その性質は昔から変わらず。彼の父や祖父を見ればいくつになっても変わらないであろうことが伺える。
その強引さと行動力、そして必ず良い結果を伴わせる彼自身の能力の高さによって、なんだかんだで周囲は彼をリーダーと認めている。
自ら軍団を名乗るだけあって、大好きな仲間たちとの交友をとても重んじており、その空間を平穏かつ楽しいものとして維持することが何よりの生き甲斐。
そのカリスマ性は仲間内にとどまらず、多くの交友関係を持つ。学校の内外問わず知り合いはとても多く、色々なところに顔がきく。
ちなみに五人兄妹の上から二番目で、兄が一人、妹が二人、弟が一人いる。彼のリーダーシップはこうした部分で磨かれ、愛すべき稚気もその環境が保っている。
最近は年相応に大人びた目もするようになり、時折深いことも言う。
№04
■島本
名前:島本学
身長:209㎝
誕生日:7月11日
血液型:B型
チームの鉄砲玉。
幼少期から並外れて大きな体格の持ち主で、今や2メートル超の巨漢。
その大きさ故に恐ろしげなイメージを持たれがちだが、性格はいたって温厚で、典型的な気は優しくて力持ち。反対に頭脳労働は苦手で、言動もやたら感覚的で荒っぽい。
口下手であることを自覚しているため寡黙。ストイックな性格で、仲間に対しては異様に義理堅く、忠義を重んじる。一歩引いたような少々淡白な立ち位置を好むため、状況や人の考えを的確に理解している。バカに見えてかなり鋭い感性の持ち主。
落ち着いた雰囲気から老成している感はあるが、加山のムチャクチャな思いつきに誰よりも先に応じようとするなど、とにかく子供っぽい面も。
性格的には問題ないが、その圧倒的な身体能力は人間の常識を超えており、度々予想の斜め上を行く行動に出る危険な男。筋力と体力がすごすぎるため大体力技でなんとかしようとする傾向にあり、色んな意味で破天荒な行動が多い。が、悪意はない。
柔道部に所属。趣味は和太鼓や謡曲などの日本の伝統芸能で、音楽はマイナーな洋楽を好んで聴く。色々渋い。
酒屋の息子。高校卒業後は実家を継ぐ予定。
№05
■和泉
名前:和泉正幸
身長:178㎝
誕生日:1月14日
血液型:A型
チームの問題児にしてひきこもり。
ビジュアル系ファッションに身を包んだ、ダークヒーロー的イケメン。
仲間内でもトップクラスの成績で、基本的に天才肌。それでいて人目を惹く美男子であることから近寄ってくる女子は多いが、本人はそれを鬱陶しがっている。
クールを装っているが実際の性格は直情的で喧嘩っ早い。思ったことは歯に衣着せず、目的のためには手段を選ばないという結構な悪党。そうした日頃の言動が災いして、やたらと敵を作るタイプ。
傲慢レベルにプライドが高く、普段の言葉使いや態度もあって悪く見られがちだが、本来の性格は純粋で優しい繊細少年。ただ人付き合いが苦手で、不器用だから素直になれないだけ。
幼少からの和泉をよく知る仲間たちは彼の本質を評価し信頼しているが、同時にその余裕のなさとヘタレぶりも割れているため、よくからかわれている。
趣味はゲーム。二次元嗜好の隠れオタク。世間のマニュアル的なオタク迫害を嫌っていて、顔が良ければ許されると思ってオシャレに傾倒し始めたという案外熱い男。
母親は美人。マザコン。
№06
■ユーミン
名前:鈴木勇美
身長:158㎝
誕生日:9月4日
血液型:O型
チームの常識人。
少し気弱だが、心優しく友達思いの純情少年。
普通の少年。個性派揃いの他の面々にいつも振り回されている巻き込まれ属性。常識人故にツッコミに回ることが多いが、パワー不足で黙殺されがちな悲運のポジション。
とはいえ、周囲の行動力の高さには好感を持っており、彼らの中にいることをとても喜ばしく感じている。
付き合いが一番長い和泉とは親友同士で、趣味も合うため一緒にいることが多い。同時に彼に対してはツッコミも容赦がなく、調子に乗りやすい和泉を抑えるのもユーミンの重要な役どころになっている。
幼少期からピアノを習っていて、楽器の演奏やパソコンを使っての作曲が趣味。高校の軽音楽部でユキと知り合い、その後付き合うことに。ワガママで奔放なユキにユーミンは翻弄されるばかりだが、本人はそれがとても楽しい。
将来の夢はユキと二人で音楽家になること。今はその理想を目指して日々音楽に青春を燃やしている。その才能は周囲からも認められていて、盛んに声援を浴びている。
体が小さく女顔だからか、昔からなんとなく女子側にカウントされることが多い。悲運。
№07
■ユキ
名前:有馬由紀江
身長:147㎝
誕生日:12月2日
血液型:B型
ユーミンの彼女。
高校に入って知り合った、新たな仲間の一人。
無邪気で明るく笑顔の多い、今風の女の子。感情表現がナチュラルすぎて、タブーの感覚が希薄。そのため空気を読まない行動をとってしまうこともままある。
テンションは大体いつも高く、他のメンバー同様にユーミンをユミくんと呼びながらいつもついて回っている。基本的にノリも良く、加山軍団の特殊な空気にも簡単に馴染んでいる。
軽音楽部でユーミンと知り合い、バンドを組んで活動を続けるうちに恋人として交際するようになる。彼女自身はギターとボーカルを担当。
人恋しいたちの寂しがり屋。一人になると生きていけないため、結構依存的。放っておくと周囲を憚らないラブラブ甘えぶりを発揮するため、彼氏のユーミンは空気を読んだ対応に迫られていつも苦労している。
他のメンバーでは女の子同士ということもあって初見と特に仲が良く、気さくなユキとしっかり者の初見は良い感じの同性のトモダチ。二人あわせて「仲良し姉妹」と呼ばれている。
性格的に色々噛み合わないのか、和泉とは犬猿の仲。
№08
■桜
名前:鬼頭桜
身長:170㎝
誕生日:4月2日
血液型:AB型
和泉の彼女。
ツトムたちの四つ歳上の大学生で、大学では心理学を専攻中。
長身でメガネのよく似合うスーパー美人で頭もやたら良い。人間力がとにかく高い。あらゆる方面で高い結果を出し、優れた思考力による先読みの鋭さを発揮する和泉以上の純正天才肌。だが全てにおいてめんどくさがり屋で、それらの長所を台無しにしている。
家事はおろか服装や頭髪などの日常的部分に気を回す事も面倒らしく、ジャージが基本装備で女子なのに常にすっぴんという、わかりやすいダメ人間。家は腐海の森になっていて知らずに入ると酷い目に遭う。
和泉とはネットゲームを介して知り合う。色々交流があった末、互いの心情的に上手く合うと感じて付き合うことに。今ではカッコつけ和泉が常に素の対応をする程に信頼を寄せている相手。
面白さ優先の享楽主義者で、言動も唐突なウケ狙いや下ネタが多くて品が無い。男みたいな口調も相まって女性らしさが圧倒的に不足している。
普段の姿からは色々とどうしようもない人間に思えるが、実は他人の感情の機微や空気の変化にとても敏感で、それに必ず応えようとする高い奉仕精神も持ち合わせている。だがそうした部分を自分で「理想の嫁」と自慢しているため、結局ダイナシ。
ツトムたちと同い年の妹がいる。自分に似て美人なので超シスコン。
・サブキャラクター
№09
■あずみ
名前:黒瀬あずみ
身長:157㎝
ユキのクラス、一年F組の委員長。
絵に描いたような優等生。真面目で優しく面倒見が良く、穏やかな性格と高い能力に裏付けられた厚い人望を持つ委員長の中の委員長。多くの知人や教師たちから信頼されており、様々な仕事を任されてはその度にきっちりこなして応えているデキる女。
加山とは学年随一の優等生と問題児同士、ツトムとはA組・F組それぞれのクラスの委員長同士、ユキとはクラスメイト同士……などなど、主人公チームと多くの接点を持っており、学校生活の様々な面において交流がある。外部の友人。
優等生や委員長といった立場に縛られて自己が希薄になりつつある今の自分を少し寂しく感じていたが、加山たちと出会い、そして関係性が深まっていくにつれ、相応の自分らしさを取り戻していく。
口癖は「ちゃんとしたほうがいいよ」。
№10
■桃
名前:鬼頭桃
身長:169㎝
桜の妹。歳は桜より四つ下。
ツトムたちの通う学校と程近い場所に位置する有名なお嬢様学校に通っている。姉によく似た美しい容姿と明晰な頭脳の持ち主だが、性格も姉同様に破綻しており、非常に傲慢かつ強気で、その発想の悪辣さと毒舌ぶりでは姉をも凌駕する程の破壊力。
学業運動芸術問わず、あらゆる方面でトップクラスの性能を発揮でき、この年齢で家事なども一通りこなすことができる。超人の姉には能力値においてさすがに一歩譲るとはいえ、ものぐさな姉と異なり性格は几帳面で働き者なので、むしろ優越している。
愛してやまない姉と交際を始めた和泉が真にその立場に相応しいかを判断すべく、彼の前に現れる。以来、姉妹一緒になって和泉をいじめるのに夢中になっている。
「~ですわ」といった微妙に白々しいコテコテお嬢様言葉の使い手。
№11
■ヨーコ
名前:笠原葉子
身長:164㎝
クラスメイト。初見の友人。
初見が高校に入って最初に知り合った友人。
クールそうな外見だが、話してみれば明るく素直で活発な性格の持ち主。言動は社交的で積極的な、姉御肌で面倒見の良い下町風の女の子。実際育った家庭はそういった気風で、加山とどこか通ずるところがある。
水泳部に所属し、格闘技を趣味とする青春まっしぐらの体育会系少女。反面でサスペンスドラマやミステリ小説に傾倒するちょっとミーハーチックな一面も。
友人として初見とツトムの関係を心配しつつ応援しているが、彼女自身は恋愛経験のない、いわゆる耳年増。
№12
■ナナミ
名前:宮下奈々美(みやした ななみ)
身長:151㎝
クラスメイト。初見の友人。
初見がヨーコを介して知り合った友人。
一見するとおしとやかで人当たりの良さそうな印象だが、本性は結構毒舌家で面倒くさがり屋。親しくなると遠慮がなくなっていくタイプだが、口の悪さやスキンシップもあくまで冗談の範囲内。
インドア少女。ゲーム全般を好み、漫画やアニメにも詳しい。腐女子という程ではないがオタク趣味。
料理は得意で、お菓子づくりが趣味だったりもする。だが掃除は苦手なので部屋は汚い。友人たちに掃除させている。
内弁慶っぽいが、家では怖い姉がいて立場がないため大人しくしている。
№13
■マイコ
名前:渡辺舞子
身長:158㎝
クラスメイト。初見の友人。
初見がヨーコを介して知り合った友人。
素朴で明るくまろやかな癒し系少女。口調もほにゃっとしている。
話し上手で聞き上手で、ちょっとクセのある初見やナナミ相手でも「すごいすごーい」と自然に持ち上げてあげられるナチュラル良い子。
呑気者で天然なのでいじられキャラだが、頭は決して悪くないし、幼少から剣道を習っていて今は有段者という文武両道のハイスペック娘。見た目も普通に可愛い。
ヨーコ、ナナミとは小中と一緒の親友同士。仲良し空気を絶妙に演出する、いい女である。
寒がりなので冬はセーター必須。やたら良く似合う。
№14
■ナッツ
名前:加山夏子
身長:158㎝
加山の妹。二歳年下の中学二年生。
二人の兄の尻を叩きつつ、弟と妹の世話を焼いているしっかり者。いかにも加山家の血筋らしい強くたくましい元気娘。だがバカ。父や兄同様に感性だけで生きている猪突猛進。
服飾や頭髪には無頓着で、口調も男の子っぽいが、女らしさの欠如について家族は誰も指摘してくれない。
その反面、初めて会った時からツトムのことが好きで、初見にライバル心を燃やしている熱血乙女だったりもする。
ツトムのことを超イケメンだと本気で思っていたり、兄の加山は服装はイケているが顔がイマイチだと思っていたりする辺り、女らしさ以前に単にセンスがズレているのかも。
運動神経は良いが、何か一つのスポーツに打ち込んでいるわけではない。これは家族全員に見られる特徴で、理由は飽きっぽいため。
№15
■ケン
名前:加山健介
身長:134㎝
加山弟。夏子より三歳年下の小学校五年生。春子の双子の兄。
シニカル少年。バカな兄や姉を見てきているので、歳の割には頭が良く、生意気な言動が目立つ。
典型的こまっしゃくれ少年で、父や兄たちからはよくからかわれて怒っている。本当のところはやっぱり直情的な性格らしい。
家族の中では双子というだけあって春子と特に仲が良く、か弱くて繊細な(健介はそう思っている)彼女を守っていかねばと、日々それなりに努力して粋がっているところもある。
家族からの呼び名は「ケン」。
春子だけは「ケンくん」と君付けで呼んでいるが、最近になって微妙に恥ずかしく思えてきたので、内心ちょっとやめて欲しい。
№16
■ハル
名前:加山春子
身長:136㎝
加山妹。夏子より三歳年下の小学五年生。健介の双子の妹。
おっとりしていて真面目な女の子。物静かで加山家の中では特にまとも。好奇心旺盛で年の割に色々物知り。その鋭い観察眼により、自分の家族が持つセンスが他と比べてかなりイケてないことを理解してしまった。
そうした経緯から彼女自身は別ベクトルの妙なこだわりを持っていて、融通の利かないところがある。母親がダサい服を買ってきたり、姉が勝手に部屋を掃除すると怒り出す。家族からは難しい年頃なのだと思われているが、健介だけは春子の感性に感心しきり。
守ってくれる健介のことは結構頼りにしているものの、シスコン気味の健介とは対照的に、既に結構兄弟離れができてしまっている。
数年経ったらどうなることやら。
№17
■樋口
名前:樋口浩次
身長:176㎝
ツトムたちと同学年の不良。一年F組所属。
クールで腹黒く、計算高い切れ者。付近を縄張りとする不良チームに属しており、その優れた思考と達者な弁舌によって集団を舵取りする軍師ポジションにして影の番長。
しかしメンバー間では何故かいつまでも下っ端扱いされていて、頭が良いから過剰な期待をかけられ、それで少しでも失敗すれば過剰な批判に晒されるという厳しい立場。
加山軍団と不良チームは事あるごとに対立しており、樋口の煽動によって不良たちが引き起こした厄介事を加山たちはいくつも解決していくことになる。
無気力で、皮肉屋で、普段の言動も信用ならない、胡散臭くて嫌なヤツという、一見すると救いようのない男。だが完全に腐っているわけでもなく、気に入った相手には友好的に接したり、仲間の窮地には迷わず加勢したりと、案外アツイ部分もあわせ持つ。
学校にはあまり来ないが、よんどころない事情により勉強は得意なため問題なし。
№18
■織田
名前:織田樹里
身長:145㎝
チームのリーダー的存在。一年F組所属。
地元を縄張りとする不良チームを結成し、リーダー格に収まっている女の子。
チーム内のあだ名はオダッチ、オダジュー。
口調は荒々しく態度も勇ましいが本来の性格は臆病で、小柄な外見と舌っ足らずな口調も相まってイマイチ威厳が足りていない。
その辺りは本人も自覚しており、扱いにふて腐れたり自信をなくしたりもしているが、メンバーたちは行動力と牽引力に溢れる彼女をそれなりに慕っていて、尊敬はしていないまでも程良い友好関係が構築されている。
ヤンキー志向なので本当は眉毛薄くしたりピアス開けたりしたいのだが、親が許してくれないので外見は垢抜けない。
たまにマスクをしているのは花粉症&気管支が弱いため。
№19
■坂井
名前:坂井信彦
身長:174㎝
チームのムードメーカー。一年F組所属。
明るく爽やかでノリの良い少年。彼のフレンドリーな性質がチームの空気を良好に保ち、結束を強めている。
織田が不良オタクだとするなら、坂井は悪役専門の特撮マニア。悪の秘密結社に憧れていて、自分もダークヒーロー的幹部キャラを装っているつもり。
結成メンバーたちはそれぞれ幼馴染で、坂井にとって織田は性別を越えたアホ同士の絆で結びつく無二の親友。また、一葉に対しては飽くなきセクハラを行ったりする程度には異性として割と好いている様子。
幼馴染たちからは大体名前で「ノブヒコ」、一葉からは「のんちゃん」と呼ばれている。
№20
■一葉
名前:伊達一葉
身長:158㎝
チームのアイドル。一年F組所属。
傍から見ると何故不良チームにいるのかよくわからない、純朴そうな少女。
幼馴染のメンバーたちが引き起こすバカ騒ぎがいつも心配だが止められず、結局いつも苦笑交じりに片棒を担がされている。
容姿や仕草に妙に色気がある、男を駄目にする女。チームの男子たちは多かれ少なかれ彼女に好意を抱いており、彼女の存在がメンバーの行動原理になっている。
一葉としては心配が先立って恋愛どころではない感覚だが、告白されれば付き合いそうな程度にはみんなのことが好き。それでいて今の関係が壊れることも怖い。
常人故にどこか危うく、仲間思い故にまた危うい。
№21
■岡崎
名前:岡崎智弘
身長:170㎝
チームの弟分。一葉の番犬。一年F組所属。
他の面々より誕生日が遅く、なんとなく年下扱い。だが性格は強気で他の面々にも物怖じしない。
家庭環境が悪く、幼少期から両親とは疎遠。その寂しさを慰めてくれたのが幼馴染の一葉であり、そうした経緯から彼女のことが大好きに。
芯が通ったしっかり者で、自分が一葉を守っていこうと硬く決意しているが、その愚直過ぎる性格が災いし、一葉をダシに他のメンバーに体良く利用されている場合が多い。
その事実を知った時は悔しがるが、一葉は努力を認めてくれるのでそれはそれで嬉しい。一葉としても岡崎の面倒を見ることで自分に自信を得ているところがあるので、ある意味メンバー内で最も健全な関係性。
メンバーからは大体「智」と呼ばれている。実は結構愛されてる?
№22
■菅井
名前:菅井照之
身長:187㎝
チームのオラクル。一年F組所属。
男のくせに大量の宝石を身につけている謎の男。彼にとって宝石は宝飾品ではなくパワーストーンであり、様々な「いわく」を素直に信じて、行動基準にしている。ゴツい外見の割に頭おファンタジアな男。
通販で妖精の瓶詰めとか買って、部屋に満足げに飾っている。かなり重症。
自分の趣味の領域以外は話題がなくて喋れないため基本的に寡黙。恥ずかしがり屋のためサングラスを着用していることもあり、一見するとポーカーフェイスなクールガイ。
ガタイも良く、力仕事も得意なのでメンバーからは意外と頼りにされている。
余計な買い物ばかりしていて万年金欠。鉄腕アルバイター。
№23
■辻
名前:辻一彦
身長:180㎝
チームのお荷物。
まさかの社会人。フリーターをやって生計を立てながら、織田たちのチームに参加しているよくわからない人。
昔から付き合いのある子供たちと遊んでいるだけのただのだらしない大人なのだが、不精な服装から漂う怪しげな風体から不良たちと裏で繋がるヤクザや売人ではないかと噂されており、チームの悪名に一役買ってしまっている。
自己主張の薄い性質で、集団の空気を楽しむタイプなので発言も多くはない。結果として、いるのかいないのかよくわからん具合に収まりがちで影が薄い。
誰しもダメ人間と認識して放置している感じだが、大人なので相応に(主に金銭面で)頼りにはなる。
№24
■森田
名前:森田篤
身長:164㎝
チームのかませ犬。一年F組所属。
ガラの悪いチンピラ風の少年。一見すると悪そうだが、その目付きの悪さと、耳や体などのパーツの細さの所為で酷いイジメに遭っていたという過去を持つヘタレ君。織田たちに誘われてチームに加入したことで自信を取り戻し、不良として間違った覚醒を始めてしまう。
臆病な性格と自らの経歴から常軌を逸したレベルの強がりクンで、頼んでもいないのに勝手にかませ犬的発言を連発しては自爆していく美味しいキャラクター。
意識的なワルモノロールプレイで話をややこしくする織田や坂井と違い、森田の行動は常に真剣かつ素のもので、悪気がない癖に事態をどんどん悪化させていってしまうなんとも困った子。
舌ピアスに自らのアイデンティティを感じている程度には小物。
№25
■ミシェル
名前:Michelle Mizukami
身長:160㎝
チームの留学生。一年F組所属。
金髪碧眼のハンサムボーイ。欧州出身のハーフで、慣れない日本暮らしの中で織田たちと仲良くなってそのまま一緒にいる。
美術系の塾に通う絵描き志望で、芸術家特有の妙なプライドを持つ。粗暴な不良的活動にはあまり興味がなく、シニカルにため息をついたりなどクールぶっているが、本当は芸術家らしく直情的で見栄っ張り。
元々世間知らずのお坊ちゃまで、日本にもあまり興味がないらしく色々無知。メンバーから間違った日本知識を植え付けられては知ったかぶりをしている。いつも真剣にから廻っていて、傍から見ている分には結構面白い。
バカっぽい子だが、樋口と母国語で会話する時などは、普通に頭の良いコミュニケーションが取れる。
№26
■松山
名前:松山朝貴
身長:177㎝
チームの狂犬。一年F組所属。
数多の悪事と荒事で世間を騒がせ、それでいて群れない孤高のローンウルフとして、地域全体で名前を知らない者がいない程の筋金入りの極悪学生……だったのだが、ふとしたきっかけで知り合った一葉に一目惚れし、強引に織田たちのチームに仲間入りして丸くなった奇跡の男。
性格は自分勝手でとにかく強引。大胆不敵と言えば聞こえはいい傲岸不遜の傍若無人。肉食獣らしく欲望には忠実で、ローンウルフでなくなってからも仲間に対して一切の遠慮なくやりたい放題やっているミスター暴君。
恋に狂って機能低下しているもの、樋口の策を見破る程度には頭も良く、戦闘力も並外れて高い、かなりの強キャラ。
№27
■ベリー
名前:Huckleberry Finn
身長:179㎝
町を転々としているホームレス。
町外れの林を探検していた加山が出会って仲良くなった謎の人物。名前のハックルベリーはボロボロの衣服を見て加山が付けたあだ名で、本名は不明。しかし長いのでベリーと呼ばれている。
童話や詩などを好む。自身の発言にも意味深な比喩やレトリックが多く、その真意を推し量ることは困難。非常に独特の感性の持ち主であることが伺え、加山の破天荒ぶりに影響を与えた一人とも言えそう。
神出鬼没で胡散臭い。何か目的を持って動いているようにも見えるが……。
№28
■白木先生
名前:白木孝子
身長:168㎝
ピアノ教室の先生。
初見とユーミンが通っていたピアノ教室の先生。目付きが鋭いクールな雰囲気の女性で、黙っているとちょっと怖いが、性格や指導スタイルは割とラフかつユルめ。
地元密着型のまったりした空気のピアノ教室運営を心がけており、知識や技術を教えるよりも前に子供たちが純粋に音楽を楽しめるような環境づくりを重視している。
有名な音大卒だが、学生時代から音楽に没頭し続けていたため、もう割といい歳だけどまだ独身。色気のない人生を後悔していて、夢中になりすぎるタチのユーミンに対しても忠告を発している。
ユーミンにとっては自分の努力と興味を引き出してくれた人生の恩師であり、生き方にも憧れている……ある意味で初恋の相手。
実は何気に髪型も真似している。
№29
■スミレさん
名前:松村菫
身長:158㎝
一年A組のクラスメイトで、ユーミンのバンドのドラマー。特定のバンドに所属せず色んなバンドでふらふらやってる風来坊。
高校生らしからぬほどに自分流を持ってる人。敬意を持ってスミレさんと呼ばれている。変なこだわり色々あるが基本は大人で鷹揚な女の子。
やせ型。髪やや染め。若干のサブカル臭。彼氏有(年上の)。
ユキやあずみとはそれぞれタイプは違うが、それ故に良き友人同士で、よく三人で街へと繰り出す間柄らしい。
№30
■西川
名前:西川泰孝
身長:175㎝
一年A組のクラスメイト。パンクを愛するベーシスト。
ユーミンのバンドでベースを担当していたが、あくまでサポメン。元々所属していたバンド活動に専念したいからと途中離脱した経緯あり。
逆毛トゲトゲヘアー(色は赤)、パンクロッカー、革ジャン愛用、ブーツ着。
イカツそうに見えるが話せば意外と気のいいヤツ。
綺麗好きの美化会員。
№31
■匂坂先輩
名前:匂坂優奈
身長:160㎝
ツトムたちの中学校時代の先輩。
メガネの良く似合う美人の先輩で、その人当たりの良さや包容力の高さから男子からの人気が非常に高かった女の子。
和泉にとっては理想の女性像であり、それ故に彼のターニングポイントとなった人物。
№32
■菊池
名前:菊池奏子
身長:159㎝
鬼頭家に勤務している使用人のひとり。
桜と桃の専属のメイドで、姉妹を幼い頃から世話し続けてきた。
仕事ぶりは非常に有能かつ迅速で、感情を発露させない雰囲気はどこか冷たく機械的。しかし、桜と桃にとっては幼少から自分たちの味方でいてくれた心強い存在で、成長した今でも信頼を寄せ続けている。
外見は若々しいが、二人を出生時から知っているぐらいなので、実は結構な歳。
№33
■叶見
名前:窪田叶見
身長:162㎝
初見の母親。
娘がまだ幼い頃に夫を亡くし、女手一つで初見を育ててきた。
クールで余裕があって、優雅で大人な雰囲気の女性。物腰は上品ながら冷たくはなく、それでいて時折かます寒いジョークが微妙に人間臭い、しゃべっていてとても楽しいお母さん。実際親子仲はとても良い。
家が隣ということもあってツトムも幼少期からよく知っている相手であり、彼に大きな影響を与えている。
№34
■早紀
名前:園原早紀
身長:155㎝
ツトムたちの小学校時代の同級生。
あまり目立つところのない普通の少女。典型的な良い子で、真面目な性格のツトムとは仲の良い友人同士であったが、本編時点での親交はもうない。
物語後半でツトムと再開することになる。
№35
■ハッチー
名前:ハッチー(Unknown)
身長:173㎝
喫茶店のマスター。
ツトムたちの家の近所に店を構えていて、仲間たちのたまり場になっている。
少し浮世離れした雰囲気の持ち主で、ちょっと不思議なところがある。無邪気な振る舞いを見せることもあるが、円熟味を持った発言で少年たちに道を示すことも。
少年たちとも対等に話してくれる本当の意味で大人な人物。ツトムと初見は幼少の頃から親交があり、ツトムは彼を理想の大人像として目標にしている。
№36
■サラ
名前:サラ(Unknown)
身長:160㎝
ハッチーの同居人。
無口で無表情で、幸薄そうな雰囲気の女性。