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黒き鋼の巨人  作者: 機人
7/19

鬱蒼たる森1

「各自開始後装備を確認、ペアとの合流を行ってくれ。やってもらうことの指令書はペアの片方のみが持っている。」


爆音の中ヘッドセットから聞こえてくる中佐の声に耳を傾ける。


「それでは諸君。」


ハッチが開く音がした瞬間


「生きて帰れよ。」


俺たちは空に投げ出されていた。





1日目


「くっそぉ…。」


分かっていたことではあるが、あの人は確実にこの状況を面白がっている。


兎にも角にも、まずは荷物の確認だ。


背中のパラシュートを切り離し、リュックの中を確認する。


「水と…、地図、ナイフ、コンパスに…、トランシーバー?食糧は自分達で取れってか?」


ひとまずはトランシーバーで軍曹に連絡が取れるか試してみよう。チャンネルは固定されているみたいだ。


「軍曹、こちら嶺機です。軍曹、応答願います。」


『呼んだかね?』


「うわぁぁあ!!」


予想だにしない声が聞こえてきた。


『いやすまんすまん。大事なことを言い忘れていてな。一応大事にならないように通信等はこちらで傍受させてもらう。』


「はあ、了解です。」


こめかみを汗が一筋流れる。


『ではな。それでは軍曹との会話を楽しみたまえ。』


プツッという音がしたかと思うと


『…嶺機上等兵、聞こえる?』


「あ、はい。軍曹。」


『…あなたも、いえ、いいわ。』


あなたも中佐に繋がったのか?

おそらくそんなことを聞こうとしていたのだろう。


『嶺機上等兵、これから合流を目指すわ。周囲に目印になるものはある?』


「いえ…あ、いや、水の流れる音が聞こえます。」


『川の近くね、分かったわ。川に行って私の到着を待ちなさい。』


「了解しました。…ですが、軍曹がいる場所と俺がいる場所、どちらが上流なのか…。」


『あなたと私の大体の位置関係は降下した場所から大体分かります。それぐらい確認しなさい。』


「す、すいません。」


『…チッ、もういいわ。早く川に行きなさい。』


「はい…。」


通信が切れる。


「…なんなんだよ…。」

ザッザッザッ…。


軍曹と川で合流した後今日のキャンプ地を探して森の中を進む。


「…。」


「…。」


軍曹とは合流後二、三言事務的な話をしただけでその後の会話はない。


空もだいぶ暗くなってきた。


「ここがいいわね。」


少しだけ開けた場所があり、今日はここでキャンプを行う。


「完全に陽が落ちる前に準備を整えるわ。」


そう言うと軍曹はリュックの中からテントを…。


「…え?」


「どうしたの、早くしなさい。」


「いえ、軍曹の荷物にはテントが入っていたんですか?」


「…嶺機上等兵、荷物に何が入ってたのか答えなさい。」


「荷物に、ですか?」


「早く!」


「は、はい!水に地図、ナイフにコンパスです!」


すごい剣幕だ。

急いで答えると、軍曹はしてやられた、と言いたげな顔をしていた。


「ぐ、軍曹?軍曹の荷物には一体何が入っていたんですか?」


「携帯食糧3日分、ライター、テント、地図、携帯コンロ、指令書、雨具、ライト…。」


ぎょっとする。


「ちょっ、ちょっと待って下さい!なんで軍曹の方だけそんなに荷物が…。」


「油断させるためよ。」


「油断?」


「私の方に入っている荷物、これだけで最低限のものは揃ってる。テントも、雨具も、一人分だけ入ってれば相手にもそれが入ってると思いこんでしまう…。私のミスよ。先に確認をしておくべきだった。」


軍曹が項垂れてしまう。


「軍曹、取り敢えず落ち着いて…。」


「そんな呑気なことを言っている場合じゃないわ。」


軍曹が立ち上がる。


「嶺機上等兵、今すぐ燃料になりそうな木を集めて来なさい。すぐによ。」


「は…?」


「グズグズしないで!私もやることをやるわ。あなたも早く!」


「りょ、了解しました!」


軍曹の様子を見てようやく気づく。

今の状況が非常にまずい状況だということに。

ぱち…ぱち…と木が燃える音が響く。


「軍曹、あいつら…大丈夫でしょうか。」


「可能性は0とは言えないけど、多分大丈夫よ。あっちは二人とも同じ装備を持ってると思うわ。」


「…なんでそんなことがわかるんですか。」


「だって、中佐のおもちゃは私達だけだと思うわよ?」


「おもちゃって…。」


「そうでしょう?この訓練だって私達のために用意されたって感じだし。」


「…。」


「腹に据え兼ねてるって顔してるわね。」


「そりゃそうですよ。」


正直いって気分は良く無い。

完全にあの人の掌の上で転がされているみたいだ。


「…嶺機上等兵、中佐を見返してやりたいって思わない?」


「え?」


「やられたままなのは性に合わないわ。あなたは?」


「俺だってそうですよ。」


「じゃあこうしましょう。取り敢えず休戦よ。私はこの一週間であなたを信用に足る人間なのか、それを見させてもらう。そしてあなたは、この私を一週間で信用させてみなさい。」


「…!はい!」


「交渉成立ね。さ、もう寝ましょう。明日は早朝から指令書に書いてあるこの場所に行くわ。」


軍曹がペンで地図に丸を書く。


「ペンを入れてくれてるのはありがたいけど、他にもっと使えるものを入れて欲しかったわ。」


そうブツブツ言いながら軍曹は一人テントに入っていった。


「俺は野宿か…。」


やけに綺麗に見える星を見上げながら、次第にまどろみの中に落ちていった。





2日目


その日は朝から天気が悪かった。


「マズイわね。急ぐわ、ついて来なさい。」


「はい!」


身支度を整えた俺たちは目標に向かって歩き出した。

目標地点まで四分の一というところまで来ていよいよ天気が悪くなって来た。


「はあ…最悪ね。」


「どうします?軍曹。」


「このままだとマズイわ。嶺機上等兵、近くに雨宿りができる場所がないか探しなさい。」


「了解しました。」


周囲を注意深く見回る。

せめて大きな木があれば少なからず雨をしのげる。なにか…。


「軍曹!軍曹来てください!」


「どうしたの!って、あれは…。」


俺が指をさした先、木々の隙間から洞窟のようなものが見える。


「行くわよ。」


「はい。」

外ではザーザーと雨が降っている。


「なんとか雨に濡れることは回避出来たわね。」


「助かりましたね。」


「ただ問題はここで足止めを食っているわけにはいかないってことね。」


そう言って指令書を見るとある座標が記されている。


"7B"


地図は10×10の正方形に分割されており、縦に0〜9の数字、横にA〜Jのアルファベットが書かれている。

今いる場所は恐らく6Cだ。すぐ側まで来ているが、指令がこれだけで終わるはずもない。きっとその場所になにかがあるのだろう。そこに次の指令があるはずだ。


「俺は平気です。雨が少しでも治ったら先に進みましょう。」


「馬鹿言わないで。雨に濡れるとあなたが思っている以上に体力を奪われるわ。それにこの森の中では服の乾燥も遅い。服が湿ったままでは雑菌の増殖を招く。」


「だったら、どうするんですか。」


軍曹はしばらく考え込んだ後、深いため息を吐いた。


「嶺機上等兵、ナイフを貸しなさい。」


「?どうぞ。」


ナイフを受け取った軍曹はおもむろにテントの生地を切り裂き始めた。


「軍曹!?なにをやってるんですか!」


「なにって、あなたの雨具を作ってるのよ。どっちみちこうすることを予想していたんでしょうね。」


喋りながらも手はテキパキと動きあっという間に簡易的なポンチョのようなものが作られる。


「この感じだとこの金属棒も何かで使いそうね。」


「すいません、軍曹…。」


「何を謝っているの?私はあなたの上官としての責務を果たしているだけ。それよりも早くそれを来なさい。進むわよ。」


「分かりました。」


「目標地点に何があるかはわからないけど、もし回収するタイプのものだったら一度ここに持ってくることにしましょう。」


なるほど、雨で視界が悪い以上、もしはぐれた場合に合流する場所が分かっていれば少なくとも最悪の状況は回避できる。


「着たわね。行くわよ。」


「了解。」


こうして、雨の中の行進軍が始まった。

ぬかるんだ土、小さな川のようになっている場所を超えてようやく指定された座標まで辿り着いた。

とはいえそもそも正方形の一区画がそれなりに大きいのでこの中から形もわからないけどものを探すのは至難の技だ。


「軍曹、二手にわかれますか?」


「そうね。あなたは向こう側を探しなさい。もし何か見つけたら下手に触らずに大声で知らせること。ただし返事がない場合は一旦ここに戻って来なさい。」


そう言ってナイフで木に印をつける。


「これが目印よ。行きなさい。」


「了解。」


拾った木の棒で雑草を左右に避けながら注意深く見て行く。

一時間もすればジメジメとした環境のせいもあって汗がじっとりと服を濡らす。


「くそっ、何にも無え。」


そう悪態をついていると張り出た木の根に躓いてしまう。


「少し休憩するか…。」


注意力が散漫になってきていることを感じ、なるべく雨がかからない木の下で座り込む。


「それにしても…でっかい木だな…。」


さっき足を引っ掛けた根もこの木のものだった。方々に根をはり所々地上に盛り上がっている。


地図を取り出し確認する。


「1kmがこの長さで、歩いた距離から考えて…。」


地図を確認するともう次のブロックとの境目近くまで来ていた。


「地図が濡れないように加工してくれてるのはありがたいな。」


そんなどうでもいいことを考えていると、腹の虫が鳴った。


「なんか食いてえ…。」


携帯食料は軍曹の荷物だけに、しかも3日分しかなかった。

そのため朝から少量のものしか食べておらず、動き回ったがために余計に腹が減ってしまった。


「水でも飲むか…。」


とは言っても水も余裕があるわけでは無いので必然的に雨を集めて飲むことになるが。


「…ん?」


耳をすますとかすかにだが雨とは違う水音が聞こえる。注意深く観察すると木の根っこの下に隙間があり、そこを水が流れているようだった。


「こんなとこに隙間が…。」


中を覗き込む。


「…あれ?もしかして、あれは…。」


木の根の下の空間の奥、ビニールで包まれたようなものがある。


「軍曹ー!軍曹!聞こえますかー!何か発見しましたー!」


元来た方向に向かって叫ぶ。

返事はない。


「軍曹ー!」


その後も声をかけ続けるとかすかに応える声が聞こえた。


時代にその声は近づいてくる。


「ここです!軍曹!」


やがて姿を現した軍曹に手を振り場所を伝える。


「嶺機上等兵、何か見つけたの?」


「この木の下に何か見えます。」


そういうと軍曹は下を覗き込む。


「確かに何かあるわね。嶺機上等兵、取りなさい。」


「分かりました。」


手を伸ばしなんとか掴む。

引きずり出したそれは硬く箱に入っているようだった。


「中に何が入ってるか分からない以上、この雨の中開けるのは危険ね。それにいよいよ暗くなって来たわ。嶺機上等兵、朝の洞窟まで戻るわよ。」


「了解しました。」


回収したそれをリュックに入れ歩き始めた。




3日目


朝起き、外を見るとまだ雨が降っていた。


木を折り焚き火にくべる。


「ただいま。」


「軍曹、お疲れ様です。どうでしたか?」


「まだ奥に木が残ってるわ。少なくともまだ暖は取れるわね。」


幸いこの洞窟は奥に続いているため空気の通りは悪くない。また奥には乾燥した木の枝などが散乱していたため焚き火をすることができた。


「それで、他には何か入ってなかった?」


「これだけですね。」


目の前には箱から取り出したものが置いてある。

コード、イヤホーン、アルミ箔。


「これで何やるんすかね?」


「この材料からみて、アンテナを作って電波を受信しろってことね。」


「やっぱりですか。」


「ええ、この箱を包んでいたビニールといい、テントの骨組みといい、ほぼ間違いが無いでしょうね。」


「作り方、分かります?」


「以前訓練で作ったことがあるわ。」


軍曹も隣に座り込むと、地図の裏面にペンで何やら書き始めた。


「はい、この通りにやって頂戴。」


「え、軍曹は…?」


「私は森に食料を調達に行ってくるわ。あなたも餓死はしたく無いでしょ?」


「…お願いします。」


その後一日かけて黙々とアンテナを作成し続けた。





4日目


「ご馳走様です。」


4日目の朝、軍曹が取ってきた食料で朝食を済ませる。


「まさか兎を狩ってくるとは思いませんでした。」


「まあ、これくらいできて当然よ。」


軍曹も食べ終わったようだ。


「さて、今日はそのアンテナを使うわよ。」


「了解です。」


「電波を受信できそうな場所を探すわ。準備を。」


軽く荷物をまとめる。

外を見るとまだどんよりと暗いが雨は降っていなかった。


「一応木の枝も持って行って。」


「もうリュックに詰めてあります。」


「ならいいの、出発するわ。」


「了解です。」


洞窟を出て歩き始める。

二時間ほど歩いただろうか?

今はなるべく高いところを目指すべく山を登っている。


「はぁ、はぁ…。」


「嶺機上等兵、どうしたの?」


「す、すいません。少し休憩を…。」


「…そうね、ずっと歩き続けていたもの、少し休憩を挟みましょう。」


近くにあった石の上に腰掛ける。

湿った石から水がズボンに染み込んでくる感触が不愉快だった。


「今は、4Eってところね。」


今目指している場所は4F。ブロックとしては隣だからあと少しのところまで来ている。


「でも、本当に受信できるんでしょうか?」


「それはあなたの作ったそれ次第よ。」


そう突き放されてしまう。


「は、はは…。ん?」


しまった。ラミネート加工されている地図のインクがにじんでしまっている。どこかで傷をつけて水分が入ってしまったのだろう。


十分ほど休憩した後、また歩き始める。

「思ったとおりね。」


4Fに辿り着いたあと、すぐさまアンテナで受信を始めると、かすかに何かの音が聞こえる。


「でも、ザーザー言ってるだけですよ。」


「静かに。」


イヤホーンからはザッ、ザッ、ザーッとノイズのような音しか聞こえない。


「これ…モールス信号かしら。」


「モールス信号?」


そういうと軍曹は地図の裏にペンを走らせる。


「…5.8.3.6.4.4.5.9.3.6.3.6回収座標…、5.8.3.6…。」


「…。」


何も言わずに数字を見つめる。


「これだけね。」


「なんなんでしょうこの数字。」


「何かの暗号なんだろうけど…、これが指し示す場所に行けばいいってことしかわからないわね。」


二人して頭を悩ませる。


「座標を数字だけで…?どうすれば…?」


「んー…。」


「峰機上等兵、何か分かるかしら?」


「なんかこれ…どっかで見た記憶が…あるようなないような…。」


「本当?思い出しなさい。」


「分かってますよ。」


どこだったっけ…?何か、思い出しそうだが…。

ふと元の世界の記憶が蘇る。

確か…あの時…。

その瞬間、頭の中にあることが浮かんだ。


「これ…アスキーコードか?」


「え?何?」


「これ、プログラムで使われるアスキーコードなんじゃないでしょうか?」


「アスキーコード?あなた、分かるの?」


「多分ですけど。」


確か…アスキーコードと数字の対応は…。


「…あれ?」


「何?何か分かったの?」


「いや、そもそも初めから数字でも英字でもないような…。」


「どういうことよ?」


「最初に記号が出て来たんですよ。」


「何よそれ、やっぱり別の暗号かしら?」


そういうと軍曹はまた一人で考え込んでしまった。


(落ち着け…冷静に考えろ。最初の5と8これを58として考えると…。)


それでもやはり記号が出て来てしまう。

あれから一時間が経っただろうか。まだ答えは出ていない。

さっき軍曹と会話らしい会話はしていない。


(58…36…44…。)


そこでふと気づく。


(36と36が連続してる…。)


これは同じ文字なのだろう。

しかし36もまた記号だった。


(くそっ、せめて数字かアルファベットに…アルファベット…?)


その瞬間、頭の中で答えが見つかった。


「軍曹!分かりました!」


「本当!?」


「ええ、やっぱりアスキーコードです。」


「でも、あなたさっきそれは記号が出てくるって。」


「ええ、確かに記号です。でもそれは10進数での話です。」


「どういうこと?」


「つまり、この数字は10進数ではなく16進数を表していたんです。」


ペンで書いていく。


「こんな感じです。」


58→X

36→6

44→D


59→Y

36→6

36→6


「これは、XとYで座標を表しているの?」


「ええ。そこでXとYの後を見てみると、6Dはアスキーでm、66はfになります。」


「ということは、X.m Y.fってこと?」


「おそらく。」


「…でも、地図上にはmやfなんて無いわ。」


「そこなんですよね…。」


がっくりとうなだれてしまう。


地図をじっと見つめても何も…?

さっきはインクがにじんだシミだと思っていたが、何か文字のようなものが見える。


「軍曹、ナイフを頂けますか?」


「ええ、どうぞ。」


ナイフを受け取るとラミネート加工の端を切り始める。


「ちょっと嶺機上等兵!何をしてるの!?」


「俺の予想が正しければ、多分これは…。」


取り出した地図を水溜りの水に浮かべる。


「…アクアフィック印刷です。」


地図上には、それまでなかった小文字が現れていた。


「すごい…。」


軍曹も驚いている。


「X.m、Y.fは、これですね。」


地図上に示された点。そこは2Jにある山の頂上だった。


「やるわね、峰機上等兵。」


「色々と運が良かっただけですよ。」


軍曹に褒められ、なんとなく小っ恥ずかしくなる。


「そうと決まれば早く行きましょう。」


「はい。」


ただ、どこか腑に落ちない。

期間は一週間。あの中佐のことだ。これで終わりだとは思えない。

地図を水溜りから取り出すと裏にも何か書いてある。


「どうしたの?」


「いえ、裏にも何か…。」


地図を裏返す。


『注意:迎えは一週間後を逃すともう一週間経たないとこないので気をつけるように。』


「…。」


やっぱり何か嫌な感じがする。


「取り敢えず進みましょう。目的地ははっきりしているもの。」


「そう、ですね。」


軍曹の後に続きその場を後にする。

「そんな…。」


目の前にあるものが信じられなかった。


「どう、すれば…。」


俺たちの進む道の先。


そこには、深い谷が広がっていた。


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