表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。

職業、死神。

作者: 魔法瓶


私は死神である。

仕事内容は生き物の命を狩る。

ただそれだけだ。


死神という職業に就くには条件がある。

それは

「生前、殺したい程憎んでいる人物がいたか」


私は死神。

私にも殺したいほど憎んでいた相手がいた。


はずである。

でなければ私は、死神なんて職業は選ばず

天国への案内役や地獄の出口から

蜘蛛の糸を垂らすだけの簡単なお仕事を

選んでいたはずだ。


そう、私はかつて殺したいほど憎んで恨んで

いた相手を覚えていないのだ。


なぜか。

理由は単純で、ただ年月が流れすぎたのである。

死神という職に就いてから150年ほどは

数えていたがやめてしまった。

無意味なのだ。


死神には殺したいほど憎んでいた相手の命を

狩れる代わり、永久就職という条件がある。

数えるだけ無駄だと気づくのに150年も

かかってしまった。


今はただ、後悔している。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ