表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
4人の兄弟と1人の家族  作者: Shion
1/1

はじめりの物語

「シロフォン!」

















時は今、帝国歴263年リンフォード王国の侯爵令嬢とその兄弟たちの恋愛ストーリーである。


主人公シロフォン・クリスタルは転生者である。

前世ではごく普通のサラリーマンをしていた。23歳独身女性だ。


「シロフォン! シロフォン!」

「(うるさい)」


そんな中、前世では交通事故で死んだ。自分の大好きだった乙女ゲームをしながら。


ここからは前世の話を詳しくしていこう。

名前は有島瀬名美 ごくごく普通の名前だ。

悲しい話、

恋なんて一度もせず勉強一筋の人生を送っていた。

そのせいかテストの点数はよく大学院までストレートで行けた。親とも仲が良かったため


そしてこれから登場する乙女ゲームは“主人公は君だけ”と言う作品だ。

これから話していくのは帝国歴254年と遡ってお話していくシロフォンがまだ街路地で捨て子だった4歳の頃、侯爵家に行く転機が訪れた日に…。















シロフォンが目を開くとそこは別世界が広がっていた。

どんな場所かそこは街路地だった。


ガヤガヤ…

「1…」「11!」

「(ここが天国ならもう少し静かでも良くない?

               何言ってるの?… )」

こう思っていたのはこの世界が現実だと知る前だからである。

「痛い」


体の全身の痛さで目が覚めると瀬名美は転生していた。

名前はこの時期までなかったので同じものたちから“11“と

呼ばれていた。捨て子でその路地に来た11番目の子だから。


「ここどこ?」


自分の知らない世界に1人残されたかのように寝ていた。


体が熱い

「はぁー はぁー」

「風邪引いてるんだからもう少し安静にしてて」

何この声聞いたことない。


そこに立っていたのは濃い緑の髪に金の瞳を持つ男の子だった。

私の記憶ではないけどこの子は“3”リーダーシップのある頼りにできるお兄ちゃんのような存在だ。


「みんな食べる物取りに行ったから今はいないよ」


ここには今は11人の子供がいる。そう考えると私が一番下なのかとなるが今は置いておこう。

「お腹空いたでしょ?すぐ用意するね。」


私たちのグループは誰かの物を盗まないというルールがあるため、みんな近くの森で動物を狩っている。

3番が遠くに行ったので現状確認、転生したことはわかったが場所は正確にはわからない。

これからどうするべき・・・。


「きゃ〜〜!」

人の叫び声気になるけど見に行ってもいい物なのかわからないが気になったので叫び声のした方向に走っていった。




「人が死んでる」

状況を見ていた警察が死んでいると言っていたので殺人なのであろう。


「死亡推定時刻は8時から9時の間だと思われます。」

「体をめった刺しとは気の毒に」

警察が遺体現場にしばらくいると黒の服を纏った1人の男性が来た。


「どんな状況ですか?」

「体をめった刺しされた状態だ1度目は生きていて相手に抵抗しようとしてって感じだな。」

「これで3件目か…」

「対策会議を開きます」

「私は少し目撃者をあたってみる」


そうして警察官とその人は別行動をとった。

私も流石に離れようとその場を離れた。その事件こそ彼女の転機なのだとはまだ知る由もない。


どっかで聞いたことあるけど連続殺人ってよく漫画に出てきたからどれなんだろう?

その時!


「お前、さっきの現場にいたよな!」

怖い たった一言で全身の震えが止まらない


その後、何度か聞かれた末にコクリと頷いた


「君は目撃していないのか?」

唐突なことでびっくりしたが見てはいないので首を横に振った。

その時! その男顔を見て思い出した。

これは“主人公は君だけ”に出てくる人だ。詳しく思い出せないが結構重要な人物。

黒髪に金の瞳、やっぱり黒髪に金の瞳は最高だと改めて実感する。


んっ?

向こうがなんか変な顔して見てきている私の顔に何かついてるの?

心配も裏腹に口から出された言葉に驚きを隠せなかった。


「君はクリスタル家のご令嬢か?」

即座に首を横に振った。


悩んでいる様子だがしばらくして

「僕の名前はトラス、 トラス・インディクスって言うんだけど


トラスと名乗る男は説明を始めた

クリスタル家の血の人は代々瞳が宝石のようにキラキラしている特徴があり、魔法にも優れていると

そして私がサファイアの瞳の白色の髪をしている…らしい


一族に女性が生まれることがほとんどなくサファイアの瞳も女性にしか現れないまた、サファイアの人の能力は帝国で

2人しか生まれていなくてその全2回とのものすごい力を秘めていたらしい。


「君が侯爵家の子かどうかを調べさせてほしい」

「イアだ!」


これは行っちゃダメだ!本能でわかった。その後困った顔をして

「ちょっとでいいから付き合ってくれないかな?」

しつこい人は嫌われるその言葉どうり私も嫌った。

その時…

   「そこで何してる!」

この声は3番

ホッとしたこの場を1人で潜り抜けるのは至難の業だったから。

その後男はしょうがなく帰って行った。


「大丈夫だったか」

心配させてしまって申し訳なかったと後悔していると…

「そんな顔するな。君は笑顔が一番似合う」

そう言ってにっこりと笑った。

かっこよすぎ、免疫ないのに〜

そうして落ち着いた後私はそのまま倒れてしまった。

まぁー、風邪引いてたしね


次の日



評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ