1/1
部屋
初投稿です。
決まった更新はしません。
文体が急に変わることがあります。
誤字脱字、読みにくい所、わかりずらい所など教えていただけると幸いです。
ある民家の一室に、このような文面の手紙が封され、置かれていたという。
〃生涯の間際にいるような気がするのです。疲れてしまいました。
少しではありますがそれは恐ろしいもののようで、思う以上の効力を発揮
するのであります。
潮の匂いがします。迎えがきたようです。
私が社会のために出来たことといえば、蚊に血を吸わせることくらいだっ
たと存じます。〃
鉛筆の文字であるから、本人の心を伝える十分な力を備えたけれど、惜しいことに、風に吹かれ、どこか飛ばされたのだった。これという置き物は他にない。
蝉も休んだ夜に、ゆらりと、蠅はたかりだし、手を擦り合わせている。
よければ評価をお願いします。