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朝顔に添えて  作者: 繭美
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3/5

冬―――私はあなたに絡みつく

 二学期末のテストが終わった翌日、ふたりきりの部屋。

 朝顔の(つる)でクリスマスリースを編んでいるときに、私は彼女に想いを告げた。


「ごめんなさい」

 彼女は私を見ないで、枯れた蔓に触っていた。

「そんなふうに思えない……私はたぶん、誰に対しても」

 真顔だった。

「けど璃々子となら、キスくらいしてもいいよ」

「いらない」


 私は蔓に残っていた種を、全部むしった。もういらない。



*すべての朝顔の花言葉……『私はあなたに絡みつく』

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