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サルバエラの旅  作者: 中谷玲
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1日目朝

 住みなられた部屋の扉を閉める。乾燥した空気を吸い込み、鍵をかける。外階段を下りて車道を渡る。十分ほど歩くと下谷の駅に着く。途中、赤河で乗換え、仕事場までは十五分くらいだ。地下鉄の窓に大勢の乗客が映る。眼鏡をかけてやせこけた自分も、その中にいる。電車は暗いトンネルを進んで行く。単調だ。日々の生活が単調なのは、順調だからだ、と思う。だけど今日は、いつもの駅で降りない。終点まで行ってみようと思う。


この電車は、サルバエラ行きである。


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