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2、優しい少年に助けられます

 さっきの部屋は1階にあったらしい、私はそのまま走り出した。


「おい、待て!」


 魔法使いが叫ぶのを背中に受けながら逃げ出した。5分もしない内に街について、息を整えていると街の人たちが皆、上から下まで真っ白な服を着ているのに気が付いた。私は真っ黒なワンピースを着ているし浮いているのだろう街の人たちが私を訝しげに見ている。


「お姉さん大丈夫?黒い服着てるけど誰か死んじゃったの?」


 いつの間にか金色の髪の天使のような少年が目の前にたっていた、心配して話しかけてくれたようだ。この世界も喪服が存在するのかと関係の無いことを考えていた。


 この世界に召喚される前死のうとしていた、両親が交通事故で亡くなり私にはもう誰もいなくなってしまって、悲しい現実に耐えられなくてお葬式を終えたら死のうと決めていた。

 全てを整理して掃除を終えて死のうとした瞬間あの部屋でプロポーズされた。もしかして死んだのだろうか。


「…えさん、お姉さん大丈夫?」


 私ははっとして顔をあげ、


「ありがとう大丈夫、お父さんとお母さんが死んじゃったの、でも大丈夫」


 と笑顔でつげて歩き出そうとしたが少年が私の腕を掴み泣き出してしまった。


「大丈夫じゃないよ、とにかく僕の家に来て」


 と少年に引きずられるように食堂に連れてこられてしまった。

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