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呪姫  作者: 遠智 赤子
第2章 目ン無い千鳥
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第0話 少年と無音の闇






鬼さん、こちら







手の鳴るほうへ







暗い林の中、お堂の裏で少年は身をかがめている。


恐怖で荒くなった息を洩らさないように必死で口に手を当てている。



音を出せば気付かれる。




少年は一歩も動けない。




()()は少年の位置はまだわかっていないのだろう検討違いの方へうろうろ歩いていく。




長時間同じ姿勢でかがんでいたせいか、足に限界がくる。


少年は少しだけ、ほんのすこしだけ足を動かし姿勢を変えようとした。


ジャリッ




小さな小さな音だった。












()()はこちらを見ていた。




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