表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。

詩*日常から*

子どものうた

作者: a i o

柔らかな芝生で

君は口いっぱいのおむすび

頬っぺについた

米つぶの白


雛のようだった君は

今は羽ばたきばかり

真似していて

眩しさは

頭上の光ばかりではなく


溢れている

漏れだしている

君から

そのまだ小さな手のひらから

感じる熱は

いつも思ったより

ずっとあつくて

君は

いつだって

それを持て余している


とげとげちくちく

痛いに決まっているのに

大人はいつも

たいしたことない、なんて

平気で言うから

瞳いっぱいの涙


世話をやいてるようで

なんも

覚えちゃいない

世話のやける僕ら

君は

見上げているようで

ほんとは

ずっと遠くの

空を見つめていて


頬っぺた指さし

米粒

ぱく


ぼくかみさまたべちゃった








評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ