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なかったことにします  作者: 水沢 和則
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[ご]

「君島!またギリギリの出社だな!たまには早くきたらどうだ?!だいたい最近の若いのはこれだから……」


君島「すいません。小暮課長、朝から近所のおばさんに捕まってしまいまして。」


小暮「ふん。まあ良い。今日の△△社との打ち合わせはどうなっている。」


君島「えぇ。その件ですが…」


小暮「わかった。任せたぞ。この交渉が成立すれば、我が部署の鼻も高い!お前は俺が育てたから大丈夫だろう!」


君島「わかりました。頑張ります。」


朝からうるさい上司だ。客先へ行く先々で、小暮に対する苦情を私は処理している。


朝から仕事しないでソリティアしてるやつに早く出社しろなんて言われたくはない。だいたいお前に育てられた覚えもない。


私が入社してから5年間、私の面倒を見てくれたのは私より年が5個年上の先輩、笹口さんだった。

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