09S.3つの指輪
「ミーシャ達」は、驚きました。この「右側神の世界」は、彼女達が行きたかった、世界の「1000年後の世界」と、繋がって居たのです。その為ここでは、目的の人物で有る「鹿島宗平」は、既に亡く、それでも姉の「鹿島瑠璃」は、まだ健在のようでした。そのことが有り「とにかく早く、彼女に会いに、行きましょう」と、言うことに、成りました。
そして「ミーシャ達」5人は「バフォメトンの森」を、抜けました。すると、景色が変わり、岩場の多い「岩石地帯」に、入りました。ここから本来の、目的の人物が、暮らして居た場所で有る「ゴーレム使いの里」に、入りました。入口付近には、人型をした巨大な岩石が、周囲を伺うように、何体も設置されて居ました。
すると「ミーシャ達」は、此処に入ってから、ずっと見られて居たように「里の本部」が、置かれて居ると、思われる方角から「白っぽい魔導服」を着た、数人の者達の出迎えを、受けました。その者達は、自分等は「〝鹿島瑠璃様″の命令で来た〝使いの者″だ。」と、名乗りました。「瑠璃様の元まで、案内してくれる。」と、言いました。それを聞いた、ミーシャ達は、彼等に、従うことにしました。
彼等に従い、暫く付いて行くと「ミーシャ達」は、集落に着きました。そこは、中央広場のような、場所でした。前方には、立派な高座が有り、既に「鹿島瑠璃」らしき人物が、ミーシャ達を、見て居ました。「使いの者」が、言いました。「瑠璃様。連れて参りました。」やはり、その人物が「鹿島瑠璃」でした。
「鹿島瑠璃」は、小柄な「小学生並みの体躯」を、持つ娘でした。体形は、痩せて居ましたが、両の乳房が、彼女の頭程の大きさが有りました。それが2つ胸から、ぶら下がるように、付いて居ました。彼女は、若い少女に見えました。その為、乳房が、綺麗な形状を、保って居ました。髪型は、一般的な「おかっぱ頭」でした。
髪の色は、濃い茶色で、瞳の色は黒でした。目は大きめで有り、鼻と口が、小さめでした。顔立ちが、整って居ました。全体的には「子供のような」印象でした。しかし大人のような、美人顔でした。彼女は「巨乳系美少女」の類いでした。また、いつも「困ったような」顔付きでした。その姿は「ロリ巨乳好きの変質者」に取っては、正に「至高の存在」でした。
「鹿島瑠璃」を、見ると「ミーシャ」が「黒崎アヤカ」に、変わりました。それを見ると、瑠璃が言いました。「貴方は〝娘アヤカ″で有った者ですね。そうですか上手く行ったようですね。貴方の〝前世態″は、ここから旅立って行ったのです。そして未来の神と成った私が、貴方に命じたのですね。〝宗平を、連れて来るように″と。」
「やっと、そのときが来たのですね。ここは、新しく出来た〝アクシズン(軸心世界)″の1つです。確か、呼び名が有り、ここは〝13世界″と、呼ばれて居るようです。その弟は、残念ながら、大分前に、亡くなって居ます。私は密かに、このときが来るのを、待って居ました。彼は〝一般的な魔人類″だったので、寿命で逝ったのです。それは〝しょうが無い″ことでした。しかし私は、歳も取らずに〝死ぬこと″も有りません。それは、私が〝神の時系列者″で有ったので、このように、成りました。」
「そして、やっと〝神と成った″未来の私が、貴方に〝命じた″のですね。私の弟を〝甦らせよ″と。そのことは、当初からの〝予定″通りでした。長い年月が、経ちましたが、神に取って〝時間は、無意味な概念″なのです。それは、神が〝次元″を、越える存在で、有るからです。それでは、貴方達が〝これからやることだ″と思い、聞いて下さい。」ミーシャ達は、いきなり「鹿島瑠璃からの依頼」を、受けることに、成りました。
「彼には、妻が3人居ました。その妻に自分の寿命が来たときに、自分の力を残す為に、彼は死後〝3つの指輪″に、変わりました。それは「紫色」と「橙色」「緑色」の指輪として、残りました。また彼には〝4体の淫魔系ゴーレム″が、従って居ました。そのゴーレム達も一緒に、取り込まれました。」
「〝紫色のもの″には、宗平の第1と第2ファミルで有る〝ジェイミー″と〝フローラル″が、封じ込まれました。そして〝橙色のもの″には、彼の第3ファミルで有る〝シャロン″が、封じ込まれました。そして最後の〝緑色のもの″には、彼の第4ファミルで有る〝モナ″が、封じ込まれたのです。そしてその指輪は、彼の3人の妻達に、贈られました。」
「〝鹿島宗平″は〝生前の功績″を、認められて、彼には〝広大な所領″が、授けられました。そこは、この地の先で有る〝魔獣地帯″を〝更に越えた場所″に、在りました。彼が居た時代に、三界が統治され〝淫魔王グン・ペイン″の〝魔獣地帯″統治が、遣り易く成ったのです。そこを〝新統治″したのは〝淫魔王″の〝身内″で有る者でしたが、宗平は〝ゴーレム使いの里″並びに〝バフォメトンの森″を、統治したので、それにより恩賞として、与えられたのです。」瑠璃は「弟を称えて」自慢気に、言いました。
「鹿島瑠璃」の話に依ると、彼は「新統治」を、終えると、自分の妻達を引き連れて、その所領に移住しました。彼は、未来の「右側神ルリナス」の身内と成る「存在」でしたので「神の祝福」を得て、彼の子孫は「繁栄」しました。今では、結構な人数と成り、彼の子孫は「淫魔」と「使い魔」の両方の力を、併せ持つ存在だったので、彼の尊称で有る「インキュマー」の名を、引き継ぎました。
宗平の授けられた所領は、その種族名から「インキュマーの里」と、呼ばれました。今では、その里は、彼の3人の妻から「3つの種族」に、分かれました。「第1夫人」で有る「人間淫魔・芹澤美穂」からは「ミホン族」が、生まれました。その部族には、宗平の「紫色の指輪」が、継承されました。
彼等の母親は、元「ゼビスの人類」だったので「浮遊大陸」の「ホモサピレ」からは、近い「同族」と見られて、そこで作られる「エレメンコス」の「ダルタニア」方面への「出荷中継基地」と、成りました。その為その里から、ドールを「全国に、配送する里」に、変わりました。
そこは、大規模な「中継基地」と、成ったので「インキュマーの3部族」総出の規模と、成りました。「ミホン族」のリーダーは、代々「指輪の継承者」と成り、今は初代を「宗平」とすると「13代目」に、成りました。継承者は、2代目以降からは、同じ名前を、継承しました。その継承名を「鹿島宗一郎」と、言いました。その為、その部族のリーダーは「第13代・鹿島宗一郎」と、名乗って居ます。
「鹿島宗平」の第2・第3夫人は「バフォメトンの魔女」の、女型魔人でしたので、その夫人から生まれた子孫は、優れた「攻撃魔法」を、唱えることが、出来ました。その上、父親で有る宗平より「使い魔」の力も継承したので「ゴーレム」を、使役出来て、その上「魔法も唱える」ことが出来る「万能魔人」に、成りました。
しかし、その子孫達は、各魔人が持つと言う「究極の力」は、発揮出来ずに「中堅魔人的な能力」が、主と成りました。それでも「淫魔」を、含めると「3つの能力」を、兼ね備えた「存在」でしたので、それは、この世界では「レアな魔人類」と、成りました。
「鹿島宗平」の第2・第3夫人と、成る者は「バフォメトンの魔女」の「2人族長」で、有った者達でした。その彼を、その森の本格的な「統治責任者」に、させる為に「原初の魔神」に依り、彼女達の「男型属性」を、完全に排除されました。その為、その里の「2人族長」は、完全な「女型魔人」として、宗平の元に「嫁いで」来ました。彼女等の見た目は、とても美しい「女型魔人」でしたので、何を排除されたのかが、良く分から無いものでした。
第2夫人の名前を「ジュリ」と、言いました。第3夫人の名前は「ジュネ」でした。彼女達は、前族長には、子供が居無かったので、前族長の一番近い縁者で有る者が、後継者に選ばれました。また歳が若いことも有り、当時の森は「紛争を、抱えて居た」ことも有り「2人族長体制」に、成ったようでした。
「ジュリ」の末裔は「ジュリン族」と、呼ばれました。そして同じく「ジュネ」の末裔は「ジュネン族」と、呼ばれました。この2部族の母親達は「攻撃魔法」に、特化した「魔女」でした。その為この「インキュマー」は「攻撃力の高い個体」が、多く生まれました。当初は、母親の違いにより「個体差」が、現れました。しかし今では3部族間で、婚姻関係が、結ばれて居るので「能力の均等化」が、されました。
「ジュリン族」のリーダーは、代々「指輪の継承者」と成り、今は初代を「宗平」とすると、彼等も「13代目」に、成りました。継承者は、2代目から同じ名前を、継承しました。その継承名を「鹿島宗二郎」と、言いました。その為その部族のリーダーは「第13代・鹿島宗二郎」と、名乗りました。そして、この部族には、宗平の「橙色の指輪」が、継承されました。
「ジュネン族」のリーダーは、代々「指輪の継承者」と成り、今は初代を「宗平」とすると、彼等も「13代目」に、成りました。継承者は、2代目から同じ名前を、継承しました。その継承名を「鹿島宗三郎」と、言いました。その為その部族のリーダーは「第13代・鹿島宗三郎」と、名乗りました。そして、この部族には、宗平の「緑色の指輪」が、継承されました。
「ミーシャ達」5人は、この「3つの指輪」を、継承した「インキュマー」の、各部族のリーダー達と出会い「その指輪」を、貸し出して貰い「霜月十六」達が、やって来た「11世界」に、持ち帰り「右側神ルリナス」に、届けることが「彼女達の使命」と、成りました。




