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12S.ケンジとアビス3

或るとき「アビス」が「マスターと、旅行がしたい。」と、言いました。それは珍しいことでした。「桑島ケンジ」は、せっかく彼女が、言ってくれたので、それじゃ「一緒に行こうか。」と、言いました。その為、彼は車をレンタルすると、2人でドライブしました。それは、2人に取っては「初デート」でした。


心成しか「アビス」が、喜んで居ました。彼女は、まだ只の人形でしたが、喜び方が、もう普通の「魔人類の娘」のようでした。「ケンジ」は「生体化現象が、上手く行って居るようだ」と、思いました。彼が住んで居る場所は、近くに山が有り、その麓には、湖も有りました。若い人が訪れるには、丁度良い環境でした。


「ケンジ」は「アビス」を、助手席に乗せると、山の中腹を目指しました。そして、そこに着くと、そこから下界を見て、景色を楽しみました。彼女も、初めて見る光景でしたので、興味深く、それを堪能しました。暫くそこで時間を潰すと、今度は湖に、移動しました。そこに着くと、2人は水着に着替えて、水遊びをしました。


2人は、泳いだり、潜ったりしながら、湖畔を、楽しんで居ました。「ケンジ」は幾分、自分の魔力を、消費したようで、いつもより「疲れ」を、感じました。しかし折角、来たので「もう暫く、頑張ろう」と、思いました。「アビス」は、いつも以上に、喜んで居ました。また彼は、彼女の喜んで居る姿を、見ると「彼女を、ここに連れて来て、良かった」と、思いました。


彼は、いつも家に居る時間が、長かったのですが、今は「アビス」を、所有したので、これからは、彼女を連れて、外出するのも「良いものだ」と、思いました。そして暫くは「この生活を、楽しんでも良いか」とも、思いました。そして、日が暮れる前に、家路に付きました。


そして、家に着きました。今日は、中々充実過ぎる日を、過ごすことが出来ました。「ケンジ」は「こんな日も有って、良いだろう」と、思いました。しかし彼は、まだ「使い魔」としての能力が、未成熟な為に「今日は、いつも以上に疲れた」と、思いました。そして同伴した「アビスの機能」を、停止させると今日は、早めに眠ることにしました。


「アビスの定位置」は、彼の寝室の「肘掛け椅子」の所でした。彼女を、そこに座らせると、機能停止させました。そして自分も、休みました。今日は、思い出深い1日でした。明日も何処かに、彼女を「連れて行こう」と、思いました。「ケンジ」は、ぐっすり眠りました。そして次の日、目覚めると疲れも無く成り、回復したようでした。「よし。今日も何処かに行くぞ」彼は、やる気満々でした。


今日の予定は「動物園と遊園地にしよう」と、彼は思いました。この世界では、車のレンタル料が安くて、誰も自分の車を、所有する人は、居ませんでした。「ケンジ」は、昨日と同じ車種に、決めました。それは、小型な乗用車で有り、幾分若者向きでした。彼は、準備が整うと、早速「アビスの元」に、行きました。そして彼女を、起動させました。それは、彼の心の中で「目覚めろ、アビス」的な思念を送れば、それを彼女が、キャッチして、目を覚ましました。


早速「アビス」が、目覚めました。「ケンジ」は、昨日よりも幾分「彼女の使役」が、楽に成りました。それは、自分の「使役能力」が、少し上がった為かも、知れませんでした。「使い魔」の能力は、そのようにして日々、向上しました。また彼女も、何かが「レベルアップ」したように、見受けられました。


この「世界の動物園」に、居る「動物達」は、比較的小型で、凶暴では無いものが、多く集められました。中には「ゼビスの人類世界」と、似たようなものまで、揃って居ました。それを、来園者達は、順番に見て回りました。大柄な生き物達は、体臭が、キツイものも居ましたが、それが野生本来の姿でした。「アビス」も、自分とは違う、生き物の生態に、少し「興味」を、持ったようでした。


その「動物園」は「遊園地」も、兼ねて居たので、少し奥まった所に、それが有りました。今度は、特殊な「乗り物」に、チャレンジしました。早速エリアを回る、小型電車に、乗りました。それは「2人並んで」座れたので、中々良い「乗り物」でした。「アビス」も、興味が有ったようで、エリア全体を、眺めました。


それが終わると、湖で「足漕ぎボート」に、乗りました。それは、大分疲れましたが、2人で、協力して漕げたので、それが良いものでした。そして、大きな観覧車にも、乗りました。その中で、高い場所から、低い場所を見ると「気持ちが、良いもの」でした。そして定番の「ジェットコースター」にも、乗りました。それに乗った「アビス」は、余り反応が、有りませんでした。彼だけ、とても感情的に、成りました。


次は「お化け屋敷」や「ミラーハウス」のような「不思議な空間」を、体験しました。それは「アビス」でも、反応出来たようで、彼女も喜んで居ました。またアスレチックのようなものも、有ったので彼等は、それも体験しました。これは珍しくアビスが、真剣に、取り組んで居ました。彼女は比較的、身体を動かすことが、好きでした。


後は、大きなドームの中で、珍しい植物と、小鳥と小動物が、生息して居るような、場所での、探索に成りました。その中の小動物達は、皆人型に、慣れて居るようで、自分達に寄って来て「餌を、催促するもの」が、多く居ました。それを見ると「アビス」は、喜んで居るようで、マメに小動物達に、餌を上げました。そしてこのエリア一帯を、一通り「ケンジ達」は、巡って楽しい一時を、過ごしました。後は、時間が来るまで、この辺りを、探索すれば、今日のデートは、終わりました。


今日も「アビス」と共に、中々充実した日を、送れました。「ケンジ」は、結果的には「良い1日と成った」と、思いました。そして、今日のプログラムを、終えました。彼は、彼女を、使役して居ましたが、昨日よりも「魔力の消費量」が、少なく成って、居ました。その為「彼女の稼働時間」も、幾分伸びたようでした。そのことは、それだけ彼女とは、長く接する時間が、増えたことに、成りました。彼は、彼女を見て居ると「もっと一緒に、居たい」と、思いました。

☆この後は「原初の魔神」と成った「イザベル」の「リグレットの解消」の物語が、始まります。そして「ケンジとアビス」の物語が、終焉を迎えます。そして、新たな「アトリビュート」が、登場します。最後に「鹿島宗平」が復活して、この物語が終わります。

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