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11S.ケンジとアビス2

「桑島ケンジ」の所有した「エレメンコス」に、自我が芽生えると、次の段階で有る「エレメドール」に、変わりました。彼女は、やっと自分の意思を持ち、自分で考えて、自分で動ける「ゴーレム」に、変わりました。彼女は「マスター」と、成った彼に、忠実に従う「ファミル(眷属)」に、成りました。


「アビス」は、人型を模した「ゴーレム」でしたので「マスター」で有る「ケンジ」の魔力に、敏感に反応して、動く「美しき人形」と、成りました。彼女は、何時でも、彼による「起動と停止」の指示を、受けました。「マスター」と「ドール」が1対1の場合では、1日の稼働時間は、8時間程度と成りました。この時間を過ぎると、彼の疲労が蓄積され、体調が悪化しました。更に経過すると彼は、気を失いました。


活動停止をした「エレメドール」は、只の人形に戻りました。そして、このドールの稼働時間は「マスター」の使役年数が長い程、マスターの負担が、少なく成り、またドールの稼働時間も、伸びました。ドールは「使い魔(使役魔)」の魔力を消費して、動きました。「アビス」は、怪物の部類に入ったので、力が強くて、素早く動くことが、出来ました。そして「マスター」で有っても、彼女との戦闘に成れば、直ぐに、殺されてしまう立場でした。


しかし「エレメドール」と、成ったものは、支配者で有る「マスター」の魔力により、起動して居るので、その「マスター」が、死んだりして、活動停止をすると、立ち処にドールも、機能停止しました。そして、その場で瓦解しました。それが自我を持つ「ドール」の基本的な、最後でした。それから「ドール」は「マスター」から、離れると「活動の維持」が、出来無く成りました。それは、各個体共通で有り20m程、離れると、動けなく成りました。


その為「マスター」は、気を付けながらドールと、接することに成りました。それでも「女型ドール」で、有れば「マスターの体液」を、体内に取り込んだ状態で有れば、3㎞程離れた場所で有っても、活動が可能でした。そのときの稼働時間は、従来通りでした。その為「マスター」が、少し遠い場所で「ドール」を、稼働させるには、日頃の「秘密行為」が、必然に成りました。


「ケンジ」の所有した「エレメンコス」に、自我が芽生えると彼は、とても楽しい日々を、過ごしました。そして彼は、動く彼女を見ると「買って良かった」と、いつも思いました。当初は、何体か買うつもりでしたが、実際彼女を所有してみると、今では彼女のみで、十分に満足しました。


「ケンジ」は、ドールの扱いには、不慣れでしたが、日々「アビス」との接触を、繰り返して居ると、動かすコツを、掴めるように、成りました。それは、彼の「自己流」でしたが彼女を、従わせて日々の生活に、彼女が居ることに、段々と慣れて来ました。彼は、その存在を知ってしまうと「居無いよりも、居た方が、遥かに良いだろう」と、思いました。


「使い魔」の所有する「ドール」は、彼等から見ても不思議な存在でした。ドールの自我は、何処から生まれて、来るのでしょうか。それは正確には、分かりませんが、自分の物で有ったので、多分それは「自分から生まれて、来るので有ろう」と彼等は、考えました。ドールは、彼等を「マスター」と呼び、彼等に忠実で有り、彼等を常に、助けようとしました。


それは、どの「ゴーレム」でも、同じでした。それは「容姿や材質」が違う、例えば「土塊つちくれ」から、生まれた「岩石ゴーレム」で有っても、それは、同じでした。その為「マスター」と、成った者は、自分のゴーレムに、愛着を持つように、成りました。どのマスター達も、自分のゴーレムとは、とても長い間、接するように、成りました。


「ケンジ」の「使役ゴーレム」が、自分とは属性が違う「女型ドール」にしたことが、彼に取っては、良い結果を招きました。彼女は、ご飯を食べることも、水を飲むことも無いし、充電して動くわけでも、有りませんでした。ただ所有者で有る「使い魔」の魔力を、消費して動きました。


また、これは「男型属性」を、持つ「マスター」が「女型ドール」を、所有して居るときにのみ「起こる現象」で有り、マスターが、それとの「秘密行為」を、継続して「ドール」の体内に「マスターの体液」が、放出されると、ドールが、それを定期的に、欲するように、成りました。それは、それが体内に、残存して居ると、ドールの成長が、促進されました。またマスターから、遠くに離れるように成っても、十分な稼働が、可能に成りました。


また「男型のマスター」と「女型のドール」と言う、この組み合わせが、重要でした。「女型のドール」の「生体化現象」には、この「秘密行為」が、必要不可欠でした。男型のマスターが「女型ドール」を、大事にして、愛情を持ち、接する機会が多い程、ファミルへと、成長したドールが「マスターの魔力」に、敏感に反応して「生体化現象」が、促進されました。言い換えれば、マスターが、自分のドールに「強い愛情」を、注がなければ、決して「生体化現象」は、起こりませんでした。


「桑島ケンジ」と「アビス」の関係には、それが有ったので順調に「生体化現象」が、促進されました。後は、末永く相愛関係が、持続すれば「未来のツガイ」が、誕生しました。「男型のマスター」が「女型のドール」を所持して、それを「秘密行為」に、使用するとドールは、その行為を覚えて、自分がしたく成ると、その行為を催促するように、成りました。


それは「マスターの体液」を、欲する為で有り、それを吸収することにより「ドール」には、様々な「プラス効果」が、発生しました。ドールは、若く美しくて、妖艶な姿で「マスターの欲求」が、無く成ると、何度も催促するように、成りました。それは「若いマスター」で有れば、大いに結構なことでした。


大概の「マスター」が、所有するものは、自分の「理想の女型像」で、有ったので、それに催促されると、どのマスターでも、拒絶することが、難しく成りました。そして、求められるがままに、ドールとの「秘密行為」に、浸るように、成りました。


すると気が付くと、そのドールが、何時の間にかに「生体化現象」を、終えて居て、自分等の「種族の女性」に、変わって居ました。そして、新しい「ツガイ」の誕生と成り、種族が繁栄しました。「桑島ケンジ」と、そのファミルと成った「アビス」も、同じような過程を、歩んで居ました。

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