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NewLifeOnline  作者: Umi
第1章 酔いどれの鬼たち

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第20話 落ちるテンション

「へぇ、スキルも進化するんだぁ」


――ステータス――

人物

 プレイヤーネーム サキ

 種族 人間

 体力 2713/2850

 魔力 5230/6860

 職業 聖女Lv11

 スキル 刀豪術Lv1 薬術Lv2 料理Lv1 神聖魔法Lv2 テイマーLv3 魔力増加Lv8 毒耐性Lv2

 称号 礼儀正しい人 規格外 ギルドマドンナのお気に入り 優しきテイマー

装備

 頭

 上半身    普通の服

 下半身    普通のズボン

 靴      普通の靴

 武器     初心者の刀

 アクセサリー 守護のネックレス

魔法

聖炎 ヒール エクストラヒール キュア 聖女の祝福 テイム


テイムモンスター

名前 カグヤ

種族 ルナラビットLv2

体力183/183

魔力430/540

スキル 月の波動Lv1 噛みつくLv6 足技Lv6 魔力増加Lv10

装備

アクセサリー


――ステータス――


「良い感じに強くなってきたし、蜂蜜を集め次第、“北の森”の調査を再開してもいいかな」


「武器を買った方がいいと思います!!」


「確かに、オーガにダメージを与えられる武器は必要だよね」


 そんなことを話すサキと幽霊少女の背後に近付く影があった。音を立てず、黙々と距離を詰めてくる存在に気付いていなかった。

 そして敵性存在はナイフを振りかぶった。


「――っ!」


 その存在に気付かずとも、殺気に気付かぬほど鈍い感覚ではない。背中に突き刺さるような殺気を感じたサキは、咄嗟に抜刀して、腰を捻りながら背後を薙ぎ払った。


「ゴブリンだったかぁ。せっかくの奇襲でも、殺気が洩れ過ぎたら、成功しないよ」


「“西の森”はゴブリンも生息しているんですね」


「忘れていたけど、ゴブリンも生息しているんだった」


 しかし所詮ゴブリン、その存在を忘れていようと、奇襲されようと、簡単に対処できる存在でしかない。そのためゴブリンは気に留めず、ハニービー捜索を再開させる。



 ――1時間経過


「ふぅ、やっとハニービーの蜂蜜が5つ揃ったよ」


「雑貨屋に戻りましょう!」


「きゅう!」


 サキたちはハニービーの蜂蜜が5つ揃ったため、クエスト依頼者である雑貨屋の店主のところに戻ることにした。帰り道では6匹しかハニービーと戦っていないにも拘わらず、3つも蜂蜜をドロップしたため、サキのテンションがゲキ落ちしてしまった。注意:物欲センサーは幻だ。


「はぁ、5つ集めるのにかなり苦戦したのに……集まった途端落ちやすくなるなんて、あんまりだよ」


「き、きっと偶々ですよ」


「そうなんだけどさぁ、気持ち的には落ちるよね」


 いくらテンションが落ちようと、襲ってくるモンスターはいとも容易く倒していた。

 そして特出することも起きず、ファスターの街に戻ってくることができた。


「ふぅ、雑貨屋に寄って、ギルドでドロップアイテムを売って、お金が溜まっていたら、武器を買うでいいかな」


「はい、いいと思います」


 サキたちは雑貨屋へと向かった。もう街にも慣れ、寄り道するようなことはなかった。


「おばあさん、蜂蜜持ってきたよ」


「あら、速かったねぇ」


「まあ頑張ったからね」


エクストラクエスト クリア

【魔女に蜂蜜を届けろ】

難易度4

成功条件

ハニービーの蜂蜜を5つ納品する

失敗条件

なし

成功報酬

“魔印の特製ポーション”のレシピ


「これが“魔印の特製ポーション”のレシピだよ」


「これがレシピ……」


――魔印の特製ポーション――

薬草品質B以上

魔力水品質B以上

ハニービーの蜂蜜品質C以上


「素材の品質がいいのと、蜂蜜を入れることで美味しくなるのかぁ」


「そうだよ、まあ高品質の薬草なんて、そうそう集められないからねぇ。頑張っておくれ」


「はい! 頑張ります!!」


「……応援しているよ」


 雑貨屋の店主は少し煽るつもりで「頑張っておくれ」と言ったが、サキは言葉をそのまま受け取ったため、あまりの素直さに店主は呆気に取られていた。

 サキたちはそんな店主を気にすることなく、雑貨屋を後にした。


「ふぅ、今すぐ作れないのは残念だけど、レシピは持っていて損はないし、気にすることはないよね」


「はい、素材なんて、いつかは集まりますから!」


「だよね」


 サキたちはギルドへと向かっていた。これまで集めて来たドロップアイテムを売却するために向かっているが、相場が分からないサキには、どの程度の売却額になるのか分からなかった。


「そこそこの武器が買えるだけのお金になるといいけど」


「きっと大丈夫ですよ」


 そしてギルドに着くと、ギルドのマドンナであるミスズが受付に立っていたので、話しかけに行った。


「ミスズさーん」


「サキさん、あの時は急に帰ってしまいすいません」


 ミスズは以前早退したことについて頭を勢いよく下げた。


「全然大丈夫ですから、頭を上げてください!」


 サキのその言葉を聞いて、ミスズは素直に頭を上げる。


「では業務に戻りますが、本日はどういった御用で?」


「集めたドロップアイテムを売りに来ました」


「ではあちらの売却口でお願いします……ちなみにどのくらい集めましたか?」


 素に戻ったミスズは小さな声で聞いた。


「……このくらい」


「こんなに」


 ミスズはサキが見せてきたアイテム群にフラッとして、倒れそうになったが、カウンターを掴むことで踏みとどまった。


「わ、私は担当者ではないので、あちらの窓口で私の名前は出さないでください!」


「わ、分かりました」


 サキは言われた通り、売却窓口へと向かう。



 tips

・品質

採取系統の素材は、スキルと採取場所によって変わり、モンスターのドロップアイテムは、モンスターのレベルによって左右される。



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