表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
砂川見聞録  作者: ぢだぱぢぴぢぱぢ
サポートコンテンツ
3/336

[meta3]キャラ紹介(視界を彩る邪魔者たち)

 「砂川見聞録」で砂川さんを困らせるキャラクター達をまとめました。サブキャラ達ってことです。

※このページは特に大きく更新していく場所だと思われます。その際には活動報告などで触れたいと思いますが、普通に忘れることもあるので頻繁に覗いてください。

挿絵(By みてみん)

☆宮坂汐(Miyasaka Ushio)

「専属メイドなお姉ちゃん」

 砂川家が有する家政婦の1人で、唯一令嬢たる鞠の専属として仕えるメイド。それは重大な任務に違いないのだが、それを全く理解してなさそうな自由奔放を発揮してはそのたび鞠に一峰の汚点扱いされる日々を送る。オムライスは啜って食べる派。

 鞠はいっそ毛嫌いしてる一方、汐は鞠のことを大変気に入っており、主従関係を省みず「お姉ちゃん」と呼ばせようと奮起している。今のところ成功例は1度も無し。

 因みに鞠を学園に車で送り届けたあとは自由時間となっており、その間何をやっているのかは謎。



挿絵(By みてみん)

☆村田冴華(Murata Saeka)

「紫上会に拘る強者」

 紫上学園に通う女子。数多の才能を輝かせ、アイドル張りのビジュアルとオーラを持ち、そしてそれらの印象を総て台無しにする性格の悪さが学園では非常に有名になっている。例えば、自分よりも弱いと判断した人間を、関連情報を用いて罵声を浴びせるのが大好きらしく、悪びれる様子も無し。

 一方、そのような態度を取れるのは弱者でなく強者で、敗者ではなく勝者であるからだという思想が根付いており、常に強者の側で居る為にあらゆる努力を惜しまない。特に、紫上学園では学力主義の空気が紫上会システムを中心に根付いているので、勉学への努力に心血を注いできた。結果、前年度ではトップクラスの学力を証明し紫上会入りした。動機は兎も角、その忍耐の才、紫上会での活躍を通して強い評価をも勝ち取っている。

 しかし今年度、砂川鞠というイレギュラーが転入してきたことで彼女の揺るぎない勝者の学園生活が崩れ始める。



挿絵(By みてみん)

☆村田和佳(Murata Aeka)

「不幸な少女の不幸な妹」

 紫上学園C等部に在学している女の子で、悪名高き村田冴華の妹。両親とは取り返しのつかないレベルで不和だが、姉だけにはベッタベタに懐いており、冴華にとってもこの妹こそが生き甲斐。

 家庭では優秀な姉から手解きを受けているのもあり、学業は優秀で素行も女の子として模範的。更に姉の悪癖は継承せず学友を助け赦し受け容れる性格を習得し将来有望過ぎることで軽く先生たちを動揺させている。しかし自分の家庭環境を相談することはしない。

 冴華が砂川鞠と激突したことで姉妹の生活状況は激的に悪化、絶望のどん底に墜ちた冴華の為に彼女もまた覇者砂川と相対する。



挿絵(By みてみん)

☆因幡行(Inaba An)

「最上格の殺人特化傭兵」

 地下社会のとある傭兵派遣会社のブラックプラン「朧」を統括する若き傭兵。地下組織の動き方・非地上社会的な接触に詳しく、彼らの危害に対し迅速丁寧に処理しクライアントの生物的・社会的な生を確実に守る最上位プランで、富豪中の富豪しか雇えないと云われており抑も公表すらされていないので謎の多い存在ではある。

 とある事件によって一峰の令嬢・砂川鞠の暗殺が心配された結果、彼女が派遣傭兵として鞠を守護することになる。そしてメイドの汐と仲良く(?)なってクライアントの鞠を結局困らせる。



挿絵(By みてみん)

☆砂川兵蕪(Sunakawa Hyobu)

「愛し愛されな砂川の長」

 世界最高クラスの富豪である砂川家の柱であり、全國に夥しく事業を展開する地上社会の「正義」、一峰グループの頂点に立つ男である。数多の才能を持っているが、幹部社員の方々が揃って一番評価するのは、率先して自分が問題にぶち当たり、闘い、解決し、ついでに倍の問題を持ち帰ってくる圧倒的トラブルメーカーなところな模様。必殺技はクレーマーと電話越しに仲良くなって飲み友にしちゃうこと。

 そんな世界的に有名な男は、「家族は同じ釜の飯を食う」を強く信条にしているので、忙しい身でありながらわざわざ夜には家に帰ってくる。そしてたくさん頑張ってたくさん疲れて帰ってきた愛娘に全力でおかえりの挨拶ヘッドスライディング抱擁を仕掛けるものの、成功したことは一度もない。

 なお、愛妻家でもあった。



挿絵(By みてみん)

☆安倍貞子(Abe Sadako)

「人並みに駄弁り楽しむ青春の1人」

 鞠や信長と同じクラスの女子で、クラス委員長を務めて皆とコミュニケーションを取るなど、ムードメーカーな一面が窺える。が、鞠的には紫上会から隠れてこっそりお金のやり取りをしちゃってる問題児。冗談交じりのコミュニケーションと判断されているため今のところは無罪で見逃してもらっている身。

 一方彼女は、鞠に対しては言葉が詰まる様子も見せるし、抑も会話の機会を作っていない。鞠の意思と関係無く、彼女にしては多少の距離が発生しているようである。



挿絵(By みてみん)

☆宮坂和雄(Miyasaka Kazuo)

「学びを見守る学園長」

 紫上学園の学園長であり、紫上会を考えなければ名実ともに学園のトップ。その貫禄も文句無しであるが、学生たちとも結構仲が良く、毎年OBの飲み友達が増えてそろそろ名前が覚えきれなくなってきたのが近年の悩み。

 現在の紫上会システムを持ち出した過去の担当者でもあり、「少年少女の学んだ先に何があるのか」を生涯探し続けようとしている。



挿絵(By みてみん)

☆邊見聡(Henmi Satoshi)

「にこにこ穏やかな笑星のプロ」

 お互い暇であれば笑星と一緒にいる男子。常に突っ走りそして無茶をする笑星を幼い頃から微調整して事なきに収めてきた実力者でもあり、学力も笑星の遙か上をゆく。なので笑星だけでなく周りのエスカレート生からも凄い奴認定されている、あとビジュアルが男女受けしちゃってる影の人気者。

 紫上会の候補とB等部から云われ、実際平保31年度の実力試験では本当に紫上会入りの条件を果たしたのだが、砂川鞠というイレギュラーに学園が特別措置を発動、3年の玖珂四粹に席を譲り、また笑星を紫上会に残した代わりに彼自身は紫上会入りを断念した。



挿絵(By みてみん)

☆堊隹塚秭按(Atoriduka Shian)

「コールドビューティー担任」

 鞠のクラスの担任ってことで、つまり紫上学園の教師。担当教科は数学だが、優しくは教えてくれない。

 若年教師とはされているが、負った仕事には総て完璧を追求する自分にストイックな姿が強く評価されており、同年代だけでなく定年間近のおじさんおばさんからの信頼も非常に厚い。家に帰ると、身体が弱ってる両親や夢に猛進な弟のため、家事に尽くす。

 鞠は雰囲気からして苦手としているが、縁ゆえに彼女は鞠に対し大きな評価と期待をしているようだ。



挿絵(By みてみん)

☆六角碧叉(Rokkaku Hexa)

「紫上狂喜の病原体」

 平保30年度の紫上会会長を務めた、つまりは紫上学園随一の学力保持者ということになる男子。しかしそんなことよりも毎日毎日を狂気的に楽しんでる享楽の塊なのが兎に角有名。ちなみに彼の近くに居ると狂気が感染って毎日叫んで踊るようになる。

 天才なのは間違いないが、細かい仕事は苦手。そして歩くだけでイベント作っちゃうのでそれ全部を処理しなきゃいけない紫上会の他メンバー(特に雑務)が悲鳴をあげた。ってことで問題だらけではあったが、ダチ四粹とのゴールデンコンビは紫上会および紫上学園の伝説として盛大に祭り上げられている。

 そして退任して第3学年になった彼は、今年度の紫上会の覇者である砂川鞠が新たな紫上学園を見せてくれることを期待して、やっぱり踊って楽しんでいるのだった。



挿絵(By みてみん)

☆菅原二葉(Sugawara Hutaba)

「泥酔暴走の戦乙女」

 黙っていれば普通にお淑やかな美人に見え、多少喋る程度でもクールな美女に見え、しかし喋りすぎるとあっという間に幻想を薙ぎ払ってくれる歴とした紫上学園の血族。その暴れっぷりは高潮度によっては六角碧叉を上回るという。

 平保30年度には紫上会会計を務めており、その名に恥じぬ学力と強い思考力を持っている。が、「六角には負けている」という現実が彼女には重大であり、故にそれらを誇ることはしない。



挿絵(By みてみん)

☆児玉願斗(Kodama Ganto)

「信じ貫く野球部主将」

 大組織な紫上学園野球部に所属し、今は主将として血気盛んな野郎共を束ね甲子園を目指す熱い男子。何に対しても真面目であり、勉学を大切にし、紫上学園らしさを大切にし、一人ひとり部員を大切にし、社会的な結論を以て勝負の責任を背負い込む。

 妥協をしないその頼れる背中に部員たちは全面的な信頼を寄せており、真っ直ぐな人格は部外者の一般学生たちからも非常に慕われている。だからこそ、砂川鞠という紫上学園に紛れ込んだ異常要素は看過できず、反抗勢力として長く対峙することとなる。

 見た目通りに何もかもがタフなように見えるが、責任の重さは自覚している故に、見せはせずとも自らが決定したことに対し悩み苦しむことも多い。



挿絵(By みてみん)

☆赤羽大牙(Akaba Taiga)

「野球部随一の問題児」

 紫上学園野球部に所属するA等部第1学年。

 根は結構マジメなのだが、考えるよりも拳が先に出る、真剣にテスト受けたのにワースト1位を連覇する、等どう足掻いてもバカ野郎。ただし紫上学園と野球部への愛は本物である。

 砂川鞠を認めない野球部の一員として、徹底的に彼女を嫌う。



挿絵(By みてみん)

☆ババ様(Baba Sama)

「発展途上の島に住む少女」

 グレイシャ島嶼群の開発における架け橋的な小島「ミマ島」に住む少女。元気溌剌で好奇心旺盛、特に島の外の人間には興味津々。

 あるイベントでこの島にやって来た鞠はこの少女と出会い、妙に興味を持たれて懐かれる。さらに独特な口調と全力のミマ島的おもてなしで容赦無く鞠の精神力を削り殺すどころじゃ済まない地獄を、鞠にお見舞いするのだった。



挿絵(By みてみん)

☆玖珂さん(Kuga San)

「反面教師な四粹の保護者」

 完璧エリートな四粹の保護者。つまりあろうことか、四粹の父親。

 私生活は目に見えてズボラで、細かいことを全然気にしないタイプ。ガン無視された粗相はササッと息子が片付けている模様。宙ぶらりんな身分ではあるが、数多の職を渡り歩いており、人生経験は豊富。だが残念ながら無職で家にてゴロゴロしてることも多い。一方長期間家を空けることも多く、そのマイペースさには四粹もだいぶ苦労させられている。

 スピンオフのお話なのにキャラ多くね? と作者も強く感じております。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ