表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
わたしの生きる道  作者: mimuka
40/48

40

「それは分かる。あたしもミユぐらいの歳の頃には、姉貴とおそろいが良いなんて言ってたから」


ちなみにミホの家は四人兄弟。


兄、姉、ミホ、ミユちゃんの順となる。


上の二人はすでに家を出ていて、だからか妹のミユちゃんはミホにベッタリだった。


「お姉ちゃんとおそろいの色が良い!」


と、ミホとおそろいがマイブームらしい。


「分かった。じゃあおそろいのを作ってあげるね」


「うん! 待ってるね」


「すまんね、ミホ。じゃあ両親待たせてるから」


「うん。明日ね」


「じゃあね! カナちゃん」


手をつないで歩いていく二人の姉妹。


わたしは末っ子なので、妹や弟がほしい気持ちはあるけど…さすがにもう両親はムリだろうな。


まあそれを言うなら、姉や兄も…結婚は遅そうだ。


いつか甥っ子や姪っ子が生まれたのなら、編み物の量はハンパじゃなくなるな。


ミユちゃんにも毎年、いっぱい作ってあげているから。


それにクラスメート達や先生達にまで頼まれることがある。


頼まれれば嬉しいし、喜んでもらえればもっと嬉しい。


その相手の気持ちを、わたしは見失っていたのかもしれない。


わたしは反省しながら、手芸店へ向かった。


ミホとミユちゃんがおそろいの帽子をかぶって、手をつなぐことを想像しながら。


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ