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詩、あるいは詞

ランランラランラン_ランララン

作者: 志賀飛介

ありがちなステップで僕は街を行く

穴の空いた運動靴が僕のお気に入り

砂埃舞う荒野に見立てたアスファルト

蜃気楼はやがて海になる予感がする


サイバー脳内天真爛漫

あなたはきっとまともすぎるの

この世は似合わない


ランランラランラン_ランララン

ありがちなステップは遠く、遠くまで

ランランラランラン_ランララン

諦めの悪いのはどっちだ、私かあなた


ありがちなスイッチを前に怖じ気づく

穴の空いた存在感は度胸が足りてない

砂埃舞う荒野を離れたオアシスで

隔離された緑の領域、安全地帯


センサー脳内緊急警報

あなたをもっと苦しめたいの

あの世にご招待


ランランラランラン_ランララン

ありがちなステップで遠く、遠くまで

ランランラランラン_ランララン

ありがちなリズムが歌う、僕を呼ぶの?


私はきっとまともすぎるの

蜃気楼みたいに歪む世界で

ありがちなリズムに共振するの

わたし、あるいは僕としてステップを踏んで行く


ワンツースリーで飛び出す

ありがちなステップで遠く、遠くまで

アンドゥートロワで羽ばたく

ありがちな夢を見るのよ、わたし


ランランラランラン_ランララン


ランランラランラン_ランララン


ランランラランラン_ラン……

ランランラランラン……………

ランランララン…………………

ランラン…………………………

ラン………………………………

……………………………………


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