表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
寿命をまっとうしたと思ったら、ここは地獄でした  作者: 明日さく
第1章 ここは、地獄でした
7/25

7. 俺はこの子についていくらしい

「わ、わかった!とりあえず、癒しの泉にいるシノさんに会いに行こう!、シノさんなら、何か知っているかもしれない」

「癒しの泉?シノ?」

「シノさんは癒しの泉っていう場所で、死者の話を聞いて癒す役割をしてるんだ!

「へぇー、カウンセラー室みたいなもんか」

「カウンセラー?なんだそれ、まあいいや、それぞれの地獄に癒しの泉はあって、シノさんは第1地獄を担当しているんだ!本が好きでなんでも知っているから、お前のこともわかるかもしれない!」

「そうなんだな、たとえば、このまま俺を天国に送るってのだとだめなのか?」

「だめだ。まず、地獄から天国に行くには、大王様の許可がないと行けないんだ。だけど、私はまだお前を信用している訳じゃない!お前が凶悪犯でこの名簿に悪戯をした可能性だってある!だから、とりあえずシノさんの元に行こうって訳だ!どうだ?」


(正直、すぐにでも天国に行きたいが、ここで反発すると、天国に行ける可能性が少なくなりそうだからな、よし、ここは女の子についていってみよう)


「そういうことなら仕方がないな」


こうして、俺が天国に行けるのかがかかった、この女の子との旅が始まったのだった。


「よし!シノさんのとこまでの案内は任せて!」


これからどうなることやら、、そう、自信いっぱいに叫ぶ女の子の隣で、俺はため息をついた。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ