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ゲルマーニャの鍵  作者: 赤目のサン
1/1

1-1 機械仕掛けの大鳥

新作です!

作中のドイツ語が間違っていたら申し訳ない。

今、面白いものを見た。水場からの帰り道での事だった。

小屋ほどあろうかという程の大きな鳥大きな羽音を立てて落ちてきたのだ。

駆け寄って見れば、…まあ生き物には見えなかったが、

飛んでいたんだから鳥である事は確かだ。

その鳥はひっくり返って動かなくなっていた。死んだのか?

何時も行商が大事そうに抱えている液体と匂いが似ている。

この鳥から採取していたのだろうか。

…?何か聞こえる。人のうめき声にも聞こえるが?

「Scheiße…habe Scheiße gebaut…!」

下か…?

「えっ?!」

「Was…?」

なんと鳥の下に下敷きになったのか、人がいたのだ。

「Kannst du mir helfen…?」

「い、今助けますよ!」

「Sorry…Was meinst du…?」

無気力そうに意味不明な言葉をしゃべっている。

私は彼を引っ張り出そうとしたが、それは無駄な事だと気づいた。

背中に大きな穴が開いている。

彼はこれから死ぬのだ。

「Nimm Schlüssel mit Germania…。」

Германия(ゲルマーニャ?)?」彼は確かにゲルマーニャと言った。

彼は畳まれた大きな紙と、何か鉄の棒のような物を差し出してきた。

「Dieser...dieser Schlüssel...」

………彼はもう痛くない様だった。

ゲルマーニャ…大昔の魔法帝國だったか。

ゲルマーニャの人々は魔法を操る事が出来たとか。

恐らく何世代も前の話だろうが。

私はこの事をどうやって家族に話そうかワクワクしながら歩きだした。

主人公のプロフィール

名前はレナータ、歳は14歳。

読み書きができない。

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