表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。

チビエマ

とある国で断罪婚約破棄が起きたら?

作者: 玉白美琴

五歳の幼女シェレスティアナは、国の重鎮を招いて聞いてみた。


「そもそも、小説みたいな展開が現実では置きません」


イヌビトのトゥーリは、チビエマの姿のまま耳をパタパタさせながら答える。


「貴族同士の婚約もありますが、一度結んだ婚約を相手の婚約者が不幸になって亡くなったりしない限り、白紙にも破棄にもなりません」


エンジェビトのマノも頷く。


「婚約とは約束された婚姻の証。それを反故にすると言うのは約束を守れぬ無能であると自らアピールすることになる」


リュウビトのドラゴンさんも頷いた。


「もしやられたら噛み砕く?かな?」


マジュウビトの翼狼は笑顔で首を傾ける。


「カンチョー連打からの、急所にホームラン100本ノックだぜダテン」


ダテンビトのカインがどや顔する。


「市中音速で引き回しからの、音速押しくら饅頭エンジェ」


どや顔のエンジェビトのロイヤルも頷いた。


……チビエマ有能過ぎる。


幼女は目を細めるのでした。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ