濃厚接触(スキンシップ)が好きすぎる日米ハーフダイナマイトボディ金髪美少女幼馴染のせいで俺の股間が緊急事態宣言発令(ステージ4)
むしゃくしゃして書いた。今は反省している。(作者の供述)
「ちょっ! や、やめっ、やめろって!」
「いーじゃん、いーじゃん! 減るもんじゃないしー♪」
俺の幼馴染であり超肉食系ギャルの日米ハーフ肉田ベルが思いっきり抱きついてきた。
天然金髪ヘアーに、彫りが深い完璧な目鼻立ち。そして、ボンキュッボンのワールドクラスのダイナマイトボディ。存在自体が大量破壊兵器だ(性的な意味で)。
そんな兵器で攻撃されたら、健全な青少年男子である俺の健全な下半身が反応してきてしまう。専守防衛が揺らぐ。
だが、日本男児であり童貞男児であり彼女いない歴=年齢男児でもある俺はネット動画で覚えた萌え般若心経を心の中で唱えて雑念と邪念を追い払う。
心頭滅却すれば乳もただの肉!
これがZEN(禅)の精神だ!
「ねー、無視しないでよー! ほらほらこんな読モギャルがスキンシップしてあげてるんだからさー!」
左様。ベルはギャル雑誌の読者モデルをやっている。
この美貌なので選ばれるのは当然のことでもある。将来は芸能人コースだろう。
そんな金髪巨乳美少女が、めちゃくちゃ俺にスキンシップをとりまくってくる!
もう頭どころか色々なところがフットーしそうだよぉ!
「もうやめろ! やめてくれ! 俺以外の男とスキンシップとればいいだろ!?」
「そんなことできるわけないじゃん! 彼氏とか作る気ないし! でも、スキンシップとりたいし! だから、あんたはあたしのヌイグルミ代わりになってればいいの!」
ヌイグルミでござるか。男としては情けない気がするが、これは役得だ。
幼馴染だからこそ許されたスキンシップだ。
添え膳食わぬは武士の恥である。添え膳食わないけど。武士じゃないけど。
「と、ともかく! そろそろ時間だろ?」
「あ、そうだった! モデルの仕事行ってこなきゃ! じゃ、またスキンシップよろしくね! すっごい栄養補給できた! サンキュー!」
「お、おう……がんばってな」
ものすごい笑顔で言われると、俺としてもそう返事するしかなかった。
ほんと、こんな関係を俺たちはいつまで続けていくんだろうな……。
「それは、神のみぞ知るってやつだな……」
カッコつけて呟いたものの、俺の股間は緊急事態を宣言していた。
よく持った、俺の理性。ステージ4に一瞬到達したが、今は3まで落ち着いた。
これなら宣言を解除しても大丈夫だろう。
「今日の仕事取り消しになったよ! スキンシップの続きー!」
ベルが3分も経たずに戻ってきた。
俺の股間の緊急事態宣言は延長になりそうであった――。
作品を読んでいただき、ありがとうございます。
楽しんでいただけましたら、ページ下にある☆を★に変えて評価していただけたら嬉しいです。