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武器契約

「す、すごい威力ですね・・・」

そうリンカがつぶやいた。


「えーとエンチャントで魔力を攻撃力に足しているから攻撃力2000越え・・・」

「!?もはや人じゃないような・・・」

「俺強いよ?拾ってくれるよね?」

「うーん・・・自分の中に別の人が居るのは嫌ですが・・・これほど強くなるのを見てしまったので・・・わかりました」


 渋々だが了承してくれた。

「ありがとう、これからも左目だけ貸してもらうけど緊急時は全身貸してもらうかも」

「ぜ、全身!?」

「いや、全身は緊急時ね。モンスターにやられそうな時とかリンカが意識失ってる時とか」

「なるほど!あ、私の名前なんで知ってるんですか?」

「さっきのステータス開いた時に見たよ。ああ、俺も自己紹介するね。名前はユウタ。えーとあとは・・・この前冒険者になった元エンチャンターかな?よろしく」

「ユウタさんですか。私も一ヶ月前に冒険者になったばっかりのウィザードです。よろしくです」


 ウィザード・・・たしか中級職だな。まだ中級職なのに魔力1000あるとか強いな・・・

「とりあえず・・・街に戻りますか。私クエストの途中ですし」

「そうだな。てかほとんどリンカに行動は任せるし、これからは声出さずに心で話すよ。あ、あと武器契約だけお願いできる?」

「武器契約?」

「武器契約っていうスキルがこの剣にあったみたいで。持ち主と契約すると持ち主以外は剣を持つことができないし、契約解かない限りは持ち主も剣を捨てることはできない」

「なるほど。じゃあどうすれば?」

「10秒目を閉じてれば大丈夫」

「わかりました」


 そう言って目を閉じてくれたので・・・

(マジカルコンタクト!)

心の中で魔法を唱えた。


(契約も終わったし街に戻るか)

(そうですね。戻りましょう)

俺達は崩れたダンジョンを後にした。

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