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連携プレイ

「ブリザードレイン!」


 皆が目標を伝え合ってから二週間。俺達はすっかりパーティーの連携にも慣れていた。俺が剣を使い、リンカは補助魔法系を使い、スーさんは回復と補助魔法を使っていた。


 基本的な流れは、リンカがスキルをかける→俺が戦う→スーさんが回復する、って流れだ。そして今俺達は因縁のゴブリンフォレスト、しかも群れに立ち向かっていた。これはリンカが受けたいと言ったクエストで、やっぱりあいつも案外負けず嫌いなのかもしれない。


さっき放った俺の魔法は本当は上級職のものだが、俺が元々上級職だったので中級職のリンカでも打てるようになっていて、スキルポイントを消費して覚えたのだ。この世界ではレベルが1上がるごとにスキルポイントは2貰える。


 ブリザードレインは氷を空から降らす、雹みたいなものだ。それがゴブリンフォレスト達に直撃。7体いた奴等は全滅した。


 スーさんが来てから回復ができるようになったから俺が存分に前衛で戦えるようになったし、リンカも稼いだ金でMP回復アイテムを買って思う存分補助魔法が使えるようになった。


 リンカは補助魔法だけが仕事だが、本人曰く「今までパーティーに入れてもらったことがないので仲間を補助できてうれしいです!」だそうだ。本当に嬉しそうだったし嘘ではないと思う。補助・・・と言っても、相手によっては俺と一回チェンジして足場を凍らせたりもするから、充分活躍している。


「やりましたね!ありがとうございました!二人とも!」

「いえいえー私もこのパーティーに来て面白い事ばかりだからいいのいいのー!」

「あの時は怪我をしたが、スーさんが居てくれたおかげで回復してくれたし、ノーダメージで7体も倒しちゃったよ俺達!」

「うんうん!でもリンカちゃんの補助魔法があったから体力が増えたり唱えるのが速くなったりしたんだよ?」

「いやいや!ここはユウタさんが前衛で強力な魔法を使ったから勝てたんですよー!」


 と、俺達も仲良くなってきた。この世界に来た最初はパーティーに入ろうとはしなかったのに、いざ組むと中々良いものだなぁと思ってしまう。

「そろそろ俺達も強くなってきたのでもう少し難しいクエスト行ってみませんか?」

「いいねー!リンカちゃんも中級職だからレベル上がるの早くて私に追いつきそうだしこれからペースアップしていこう!」

「そうですね!私も早く上級職になりたいですし!」


 俺達は街にクエスト依頼完了の報告をし、明日は難易度を上げたクエストに行くことになった。

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