第1章
今回初めて小説を投稿するのでとても緊張しております。なかなか更新できないこともあるかもしれませんが、最後まで読んでいただけると幸いです。
私はゆっくりと目を開いた。
静かな闇の世界が、私の目の前に広がっている。それにも関わらず、私の姿は切り取ったかのようにはっきりと見える。
純白のワンピースが私にまとわりつきつつも一定の距離を保ち、可憐な舞を見せてくれる。私の腰まである髪までも闇に溶け込もうとしているかのようにヒラヒラとさまよう。
まるで、何も存在し得ない世界。しかし、足は確かに草の感覚をつかんでいる。その草は透き通っていてとても小さく、そのはるか下にある無数の星を見せてくれる。その星は出せる限りの光を放っているかのように明るいが、闇は依然として闇の規律を保っている。
草原は影に等しい。私の足元だけに常に存在し、私が歩けばそのリズムに合わせてついてくる。私が止まれば草原も動きを止める。
そして突然、草原は徐々に透明感を増していった。元々透けていたその草原が、完全に姿を消すまでにそう時間はかからなかった。
草原が姿を消すと同時に、闇を裂かんばかりに輝いていた星たちが光を失っていく。
体がふわりと浮く感覚に襲われる。そして私は落ちていった。
今回だけでは何書いてるのかよくわからないかとおもいます。次回の流れで今回の文章の存在意義明白がになりますので懲りずに次回も読んでいただけると嬉しいです。