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五話-間奏-六話 レんアい狂そウ
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恋愛相談はあっという間に終わった。
推敲する余裕もなく、考え為す暇もなく、船波さんは驚異の行動力を発揮し、終わらせた。
まるで私が考え直さないうちに終わらせようと、私が撤回しないうちに片付けてしまおうとでもしたかのように、迅速かつ徹底的に。
私が来栖に経緯を話す時間さえ与えてくれず、船波さんが少しばかり私に頼みごとをして、それを了解し実行した後すぐに。
提案を持ちかけて二日しか経っていないのに、嵐のように過ぎさった。
船波さんの想い人の死、という形で。
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