第1週第6回
SmileyAzazel&九条 蓮十朗 の二人がお送りする、テーマとジャンルを決めて一週間で完結を目指すリレー小説。
【ジャンル】ファンタジー 【テーマ】妖精
今回は【九条 蓮十朗】がお送りします。
新年明けましておめでとうございます。
一週間での完結を目指すといっておきながら、大変遅れてしまい申し訳ありません。
さて、いよいよティッチ&リドの冒険は終りを迎えます。
少年と少女はどのような世界を見ることになるのでしょうか。
ぜひ一読していただければ幸いです。(SmileyAzazel)
やがて朝の光がゆっくりと部屋の窓に差し込む
準備を整え、宿のおばさんにお礼を言い宿を後にした三人
森を抜け崖を越えた先にソリチュード城がそこにあった
テプトの拠点で普段なら彼らの姿みえるはず…
しかし彼らの姿は見えない
「これはどういうことでしょう?」
ディルが首をかしげる
「だれもいないわね…」
「なんか不気味だな…」
ティッチやリドもキョロキョロ周りをみてみるが誰も居ない
拠点といっても村と変わらない テプトーの妖精は岩の妖精
他の妖精と比べてテプトは頑丈な体をしていたが温厚な性格の種族だった
「すいませーん!! 誰か居ませんか!!??」
ディルの声が拠点を木霊するがその声は空しく響くだけだった。
その時だった
「…誰か居るのですか?」
かぼそく消えそうな女性の声
「なにかいった?」
リド言った しかし二人は首を横にふる
そして
「…泉に…来て…」
三人は今にも消えかかりそうな声を頼りに向かう三人
やがて村はずれの小さな泉にたどり着くと一人の女性が泉の真ん中に立っている
「…なにあれ?」
「女神だ…」
呆然となる光景
女神とは澄んだ聖地にしか住めない妖精の名称
普段の生活ではまず会えない存在でティッチ達はポカンとなっていた
「私の名は リリア この泉に住みテプトの守護をする者です」
「テプトの守護?」
「はい 私はこの地でずっとテプトたちを見守っていました しかし先の人妖大戦で人間達の関係はズタズタになってしまい妖精界の危機が訪れました。」
「確かその時は英雄が現れて危機を脱したんだよね?」
「えっ?! そうなの?」
ドキリとリドはティッチをみた
「あんた…また寝てたでしょ?!」
ディルは二人を制止する
「まぁまぁ」
「それじゃあアナタはその大戦からずっといるわけですよね?」
「ええ そうです いまテプトたちは居ません 消えてしまったのですから」
「!!!」
大戦はティッチ達の生まれる遥か昔の出来事 しかし女神はすべてを知っていた
「テプトたちの消失はこれからの起こる現象の前触れです このままでは妖精界は消滅し人間界も悲惨な現状が待ってます」
「…そんな」
「悲しまないでください この助かる方法はあります その方法とは」
「その方法とは?!」
ごくりと唾を飲み込み少しの間があいた そして女神は悲しげな表情で
「生贄です もっとも生贄にされるのは私です 私の命と引き換えにすべての元どおりにはなりませんがテプトは戻り人間達の心の消失も戻るでしょう」
…意外なことだった 女神の死で妖精界は助かるがその答えにいくとは思ってもみなかったのだから
「でもそんなのって!!」
「ふふっ 私は後悔しませんよ アナタのような妖精のために私は存在しているのですよ これからは貴方達が人間界との和を築いてね」
やがて女神の体がすこしづつ消えかけていた ゆっくりとその表情は先ほどのように悲しげではあったものの少し柔らかく微笑んでいた
そして女神が消えた瞬間 泉は大きな光につつまれそして枯れた
村のほうに戻ると先ほどまで居なかったテプトの妖精達がいた
そしてテプトの村長に女神に話や自分達の妖精界の話をした
「なるほどな… すべてはわれらの責任だったのぉ」
やがて人間界での心の消失は収まったが、すべてが終わったわけではなかった
しかしティッチ達は女神の言葉をすべての妖精に伝えるべく
まだ旅は終わらなかった
すべては始まったばかりなのだから
~Fin~
--------------------- ごあいさつ --------------------------
【九条 蓮十郎】
今回リレー小説を完読していただき誠にありがとうございます。
初めてのファンタジー小説でしたけど 正直きつかったですw
そもそも今回はアドリブで執筆だったので私自身ひよっこが無茶したなぁ~と思います
しかも一週間での予定が年を明けてしまうという大失態 ほんとうにごめんなさい!
(SmileyAzazel先生すいません!)
今後はもっと打ち合わせとかして良い小説を書けるよう努力しますw
さて次のジャンルは「恋愛」です まだ構成段階ですけど「すれ違い」をテーマとした
純愛青春小説を書こうと思います。
あと少し宣伝ですw 私個人の新作長編小説が2013年1月28日に投稿します。
ジャンルは「推理」ですけど人間模様とか関係とか色々な個性のある作品になっています
こちらもよろしくお願いします。
では また 以上 九条 蓮十郎でした。
【SmileyAzazel】
リレー小説を完読していただきありがとうございます。
私自身がきちんとした小説という形にまとめるという作業に慣れていなかったために、九条 蓮十郎さん及び読者の方々には大変ご迷惑をおかけいたしました。お詫び申し上げさせていただきます。
今後は整合性のあるスケジュール立てで構成を行なって行きたいと考えております。
私自身が世界観を構築していくということが初めてだったのですが、非常に新鮮で楽しかったです。
今後もいろいろな世界観、人物像にチャレンジしていきたいと考えています!
もし、今後もお付き合いいただければ非常に幸いです。
ぜひぜひ、今後も SmileyAzazel&九条 蓮十朗 をよろしくお願いいたします。




