プロローグ
*この話は実話に基づいたものです。
中学校三年生の「今」をできるだけそのまま写してみたいと思ってかきました。
次の行より本編です。
ただ今義務教育の最終年度、自分なりに自分を分析すると
俺ははっきり言って「器用貧乏」というやつだ。
辞書で引いてみると「大概のことを並かそれ以上でこなせる反面、突出して優れた分野も持ち合わせていない人、又はその状態。全てにおいて1.5流」とある・・・。
まさにこれだな・・・。
昨日学力テストが返却された。
前回の結果は162人中15位で、全教科あわせて398点だ。わりとよかった。
今回の結果は164人中30位だ。全教科あわせて404点だ。悪くはない。
辞書から引いているように、俺は大概のことをそんなに苦労せずに
そつなくこなしている器用貧乏だ。
最初からできるからあんまり努力しないし、そもそもそういう習慣がないから、
長く続けようとしても続かない。 何をしてもだ。
そんな器用貧乏で面倒くさがりやな俺は今だに本当に進みたい道も分からないし、
あったとしても進めないとそもそもあきらめている。
なんでこうなったんだろうと自分を振り返るが、振り返ることさえ面倒くさい。
時間が流れていることさえ面倒くさい。
一週間後に私立高校の入試がある。面倒くさい。
みんな俺のことを優等生?と思っているから学校の先生や塾の先生や親に期待されてる。
面倒くさい。
クラスで爆弾発言をして以来、女子に変態扱いされている。正直凹む。
それなのに男子にはやたらと支持されている。ちょっとうれしい。
一番仲がよかったはずの友達に突然無視されはじめた。泣ける。
器用貧乏で大して努力もしないくせに、本当に頭のいいやつや努力家に追い抜かれたとき
無性に腹が立つし、悔しい。
自分が勝てないことが理不尽だと本気で思っている自分がいる。
自分で自分がバカみたいに思えてくる。
矛盾している。
そんなの分かってる。でも、でもしょうもないプライドが、
認めようとする自分の邪魔をする。
総合すると俺は自分の上に人がいることも認めることができない小さな人間ということだ。
これは「俺」の小さな心の物語
なにぶん受験生ですので、更新が不定期になるでしょうが、
どうかきちんと読んでくださると嬉しいです。




