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小説ネタ集  作者: うしろ
88/90

魔力

ナーロッパ世界


この世界では、全ての魔力の総量が一定で決まっている。

つまり、人間が百人いれば平均して百の魔力を、千人いれば平均して十の魔力を有する。

勿論個人差があり、圧倒的な魔力を有する者がいれば、殆ど魔力を有しない者もいる。

なお、訓練によって魔力は増えないので、異世界転生で付き物の赤ん坊の頃からの魔力鍛錬は意味が無い。


人間たちが魔物・魔族を駆逐するに従い、次代の人間の魔力が大きなっている事に気づいた人間。

(その分、魔物・魔族も強力になるが)

こぞって魔物・魔族を駆逐し始める。

ついに魔物・魔族が絶滅し、やがて人間たちは人口増加を始める。

そして次代次代で減り始める魔力。


魔力の総量が一定であると気付いたのは誰だったか。

国王と貴族は、産まれるであろう自分の子供の魔力を大きくするために、人間の間引きを始める。

最初に行ったのは浮浪者と犯罪者の処分である。

しかしそれでも魔力は増えなかったので、一度に大量の死者を出す戦争を行う事にした。

こうして魔力を巡っての、長い、長い戦争が始まる。


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