狙撃艦
SF
国内情勢
・銀河ウロナ王国
・銀河を名乗っているが、実際は8程度の星系を支配しているに過ぎない。
・人口はおよそ100億人
・王国の王子は12歳になると一個艦隊を予算内で編成する権利が与えらえる。
・艦隊の成果によって王太子が決まる。
・王太子が率いた艦隊は王太子直属の近衛艦隊となる。
・王太子が決定すると、他の王子は退役、予備役となる。
・他の王子の艦隊は解散され、それぞれ新たな艦隊に配属される。
・もちろん死を恐れて王位継承権を放棄して艦隊編成しない事も出来る。
・王太子決定後に12歳になった王子は継承レースに参加出来ず、艦隊すら与えられない。
国外情勢
・銀河ウロナ王国の登頂側に5星系を支配する神聖銀河帝国
・銀河ウロナ王国の南部側に7星系を正統銀河王国
・その他1~2星系を有する弱小国家
・銀河ウロナ王国は神聖銀河帝国と正統銀河王国と戦争状態
主人公
・第二王妃の二番目の子で第四王子。
・第一王子は第一王妃の一番目、第二王子は第一王妃の三番目、第三王子は第三王妃の一番目の子。
・性格は我儘では無いものの、好き勝手をやっている。
・第一王子とは10歳違い。
・12歳になって艦隊編成の権利が与えられた。
・なお、あと二・三年で王太子が決定すると噂。
艦隊編成
・艦隊は戦艦、駆逐艦、護衛艦、空母、輸送艦から編成され、千隻前後が通常。
・そして複数の艦隊を統合した大艦隊として運用する。
・銀河ウロナ王国はおよそ100個艦隊、大艦隊としてなら8個大艦隊がある。
編成方針
・目ぼしい艦や士官は第一王子、第二王子、第三王子が先行利益で自分の艦隊に引き抜いている。
・更に第一王子、第二王子、第三王子は有力な艦隊を複数引き抜いて大艦隊を編成していた。
・継承レースに参加する気はないが、艦隊指揮はしてみたいので、男の浪漫を実現する事にした。
狙撃艦
・廃艦、或いは退役寸前の戦艦と駆逐艦をそれぞれ60隻ずつ配備。
・戦艦のエンジンを駆逐艦へ換装、役目の終えた戦艦はスクラップに。
・搭載したエンジンは大きすぎて、後ろ三分の二くらいがむき出しに。
・駆逐艦の武装を全部取り外し、艦首をくり抜いてそこに要塞用超々長距離ビーム砲を搭載してエンジンに直結。
・敵艦のレーダー補足圏外の超々長距離からのスナイプに特化した艦とした。
・乗組員は全員、軍を退役、若しくは退役寸前、予備役の老人。
早期警戒管制艦
・廃艦、或いは退役寸前の戦艦を3隻配備。
・戦艦の武装を全部取り外し、予算の半分を使って要塞用電子装備を無理やり搭載。
・狙撃艦とデータ・リンクを行い、目標座標を指示する。
・管制官はこの道一筋うん十年のベテラン老人たち。
演習
・王国正規艦隊との演習では、その艦隊の特性がもろに出る。
・決戦では正規艦隊の射程外から第四王子艦隊が一方的に狙撃し、わずか63隻で正規艦隊千隻を全艦撃沈判定する。
・遭遇戦では第四王子艦隊は背後を取られると小回りが利かず、第四王子艦隊が全艦撃沈判定する。
・運用が難しいが、第四王子は「前線に出ないから平気平気」と気にしない。
救援信号
・戦果を挙げられては困る第一王子によって、第四王子艦隊は前線配備はされず。
・憤る艦隊副司令官だが、まぁまぁと宥める第四王子。
・ノンビリ国内の国境ぎわをぐるぐると回遊していたら、緊急救援要請の通信を傍受。
・前線の要塞に敵国の帝国が総力戦を仕掛けてきたらしい。
・偶々半日の位置にいたので、第四王子は救援する事を決定。
初実戦
・早期警戒管制艦を三角形に配置し、前方の敵哨戒艦を全て早期発見し、狙撃艦で狙撃撃沈していく。
・敵艦隊に察知される事無く敵艦隊背面を取る事に成功。
・まだ要塞は陥落しておらず、安堵する。
・帝国は12個艦隊1万2千隻で要塞を包囲攻撃している。
・早期警戒管制艦が艦隊旗艦と艦隊指揮官艦を選別。
・外す事を考慮して狙撃艦が3隻1組で敵1隻を狙撃。
・狙撃艦が全艦二斉射で要塞の死角に居る敵艦隊を除いて艦隊旗艦10隻と分艦隊旗艦30隻を撃沈。
・敵艦隊は総崩れで撤退。
・第四王子艦隊は敵艦に追撃は行わず要塞に入港。
・要塞司令官から感謝されるが、第二王子艦隊が救援に来ると聞いてさっさと退散する事にする。
理不尽な命令
・戦果を挙げた第四王子艦隊に任務失敗させるべく、第一王子、第二王子と軍部は結託して第四王子艦隊を南部戦線に配属。
・南部戦線作戦本部から敵要塞の威力偵察に逝ってこいと命令される。
・第四王子艦隊の強みは要塞級探知能力で、艦隊をアウトレンジから狙撃する事。
・しかし相手が要塞だと探知能力は互角になってしまうため、第四王子艦隊の特性を生かす事が出来ない。
・まともに威力偵察しに行ったら壊滅するだろう。
・かといって何もしないと、良くて命令拒否、悪いと敵前逃亡で処罰される。
・幸い期限は指定されていないので、第四王子は工作をする事にした。
・なお、期限を決めると本当に威力偵察しかねないと軍部は考えて期限を指定せず、威力偵察に尻込みする第四王子を命令不履行で収めるつもりだった
工作
・第四王子は王宮暗部に連絡を取り、近辺の海賊(地上時代の慣習で、宇宙にいながら海賊と呼んでいる)と接触できるように手筈を整える。
・王宮暗部も暗殺とか襲撃とか諜報でないので、取り合えず協力する。
・第四王子は銀河ウロナ王国と正統銀河王国の複数の海賊集団と接触。
・前金を渡し、正統銀河王国と要塞間の補給路を航行する輸送部隊を襲撃、撃沈もしくは拿捕を依頼する。
・成功する都度、第四王子は成功報酬を支払う。
・なお、拿捕した輸送艦と積み荷は海賊側が売り捌いても良い事とする。
・弾薬燃料は第四艦隊と海賊が宇宙宙域で待ち合わせし、第四艦隊が海賊に無償で横流しした。
・がぜん張り切る海賊たち。
・成果(輸送艦)は総取りなのだから、張り切らないはずがない。
・次々と輸送部隊を襲撃し、結果として要塞の補給率を悪化させていく。
・正統銀河王国も手をこまねいている訳ではなく、哨戒部隊や狩猟部隊を補給路に派兵している。
・が、南部戦線全域に海賊が出没し、海賊集団の数が多く取りこぼしが出る。
潜入
・正統銀河王国は軍の輸送部隊だけでは戦線維持するだけの補給が難しくなり、民間輸送会社にも補給を依頼する。
・しかし海賊相手に非武装の輸送艦だけでは太刀打ちできず、かつ保険料も高騰したため、大手を除いて輸送したがらない。
・第四王子は海賊が拿捕した民間会社の護衛船4隻と輸送船2隻を買い上げる。
・輸送船の積み荷は物資ではなく陸戦兵千人。
・海賊集団のみが知る密航路を通って銀河ウロナ王国から正統銀河王国にぐるりと回り込む。
・そこから要塞に向けて航行。
・途中、海賊に遭遇するが、海賊同士が使用する符丁で戦闘になる事無く通過。
・威力偵察対象の要塞に接近し、要塞から誰彼と聞かれる。
・船団長に変装した艦隊副司令官が海賊の幽霊会社を名乗り一攫千金、軍に食い込むために輸送したと回答。
・そして無事、6隻全船要塞に入港。
制圧
・護衛船は要塞の外の桟橋に、輸送船は要塞内のふ頭に接岸
・保安隊は入港する全ての民間船に立入検査をする役割であり、6隻とも例外なく検査を受ける。
・王宮暗部が用意した身分証と取引書類によって問題無しとされる。
・輸送船からコンテナが列をなして次々と隣接する倉庫に自動で運ばれていく。
・コンテナを全て運び終えてから数時間後、突如として警報が鳴り響く。
・コンテナ内にいた陸戦隊が要塞内を制圧し始めたのだ。
・制圧出来れば良し、出来なくても使用不能に出来れば良し、という作戦の元、派手に大型兵器をぶっぱなす陸戦隊の面々。
・やがて陸戦隊は司令室と管制室を制圧する。
・要塞司令官は要塞が相手の自由にならない様に火器管制システムをダウンさせていた(さすがに生命維持システムまではダウンさせられない)。
・更に正統銀河王国に向けて要塞陥落信号を発してた。
・要塞内放送で銀河ウロナ王国が要塞を制圧したと宣言し、接収作業に入る。
防衛
・制圧と同時に護衛船が要塞外に出て、第四王子艦隊と通信、要塞制圧と要塞陥落信号が正統銀河王国に送られた事を報告。
・第四王子艦隊は急いで要塞に向かう事に。
・要塞内は防衛艦隊4個艦隊4千隻40万人の敵兵がいるが、全員は拘束できないので上級士官を拘束し護衛船内に監禁。
・一日後、要塞近くに待機していた第四王子艦隊が到着。
・入れ替わりで敵士官を監禁している護衛船3隻が銀河ウロナ王国に向けて出発。
・復活キーを知る上級士官がいなくなったので、要塞の火器管制システムが復旧する事は無くなった。
・第四王子は南部戦線作戦本部に要塞を制圧した事を報告、増援艦隊を要請する。
・第四王子艦隊は要塞外で味方艦隊と敵艦隊が来るのを待つ。
・二日後、残念ながら先に来たのは敵艦隊、陥落した要塞を奪回すべく近隣の要塞の防衛艦隊が集結、到来。
・早期警戒管制艦が敵1万隻を探知。
・防衛艦隊は要塞の火器管制システムがダウンしたままだから、奪回は簡単と考えていた。
・そこに要塞級の探知能力で艦隊旗艦を判別され、要塞級超々長距離ビーム砲で攻撃を受け、艦隊旗艦撃沈したので混乱。
・要塞は生きている!? まさか! 内通者が復活させたのか!? 我々はおびき出された!
・撤退する防衛艦隊。
・その二日後、銀河ウロナ王国の増援艦隊2個艦隊が到着。
・第四王子は増援艦隊艦隊司令官に要塞の引き継ぎをし、さっさと退散する。
大戦果
・長らく膠着していた南部戦線の天秤をこちらに傾かせる事に成功した第四王子。
・敵要塞を無傷で1個奪取、敵艦4千隻を鹵獲、敵兵40万人を捕虜、将官25名を捕虜、敵旗艦11隻撃沈としたのだ。
・軍事機密情報は要塞陥落信号が発せられた時に自動消去されたものの、それでも様々な情報を確保する事が出来た。
・第四王子の功績に匹敵する者は、五十年前にまで遡らないといけないほどだ。
・一躍、王太子第一候補になった第四王子。
・思わぬ伏兵に大騒ぎになる宮廷、貴族、軍部、財界、政界。
・新たな王太子候補に非主流派を中心に政争が始まる。
・そして正妻扱いの第一王妃の息子である第一王子を差し置いて王太子第一候補になってしまい慄く第四王子。
・第一王子と第二王子の報復が怖い…
艦隊再編成
・さすがに第四王子艦隊が総勢63隻+輸送艦なのは戦力が少なすぎる(他派閥から襲撃され易い)ので、艦を増やす事にした。
・幸いな事に要塞奪取諸々で3個艦隊分の予算がもらえた。
・追加する艦艇も男の浪漫に走ってみた。
・狙撃艦は60隻増やして120隻に。
・早期警戒管制艦は6隻増やして9隻に。
高速装甲突撃駆逐艦
・駆逐艦に戦艦のエンジンを換装。
・搭載したエンジンは大きすぎて後ろ三分の二くらいがはみ出すが、装甲化。
・艦首に戦艦の装甲を三重に張り付け、ビーム砲に耐えられるようにする。
・さらに艦首に分厚く駆逐艦の全高とほぼ同じ刃を設置、高起動運動して敵艦に体当たりして刃で敵艦を切り裂く。
・逐艦300隻を魔改造。
多段ミサイル戦艦
・艦種としてミサイル戦艦はあったものの、発射出来るミサイル数が少なく相手に有効な攻撃手段で無かったので、廃艦となっていた。
・廃艦となって遊んでいたミサイル戦艦を引き取り、戦艦の右側面から1万発のミサイルを発射出来る様にする。
・1万発のミサイルを斉射する事で飽和攻撃を可能にした。
・なお、斉射するのに右横向きになる必要が有る事、10斉射でミサイルを全て撃ち尽くしてしまうという欠点が出来てしまった。
・ミサイル戦艦30隻を魔改造。
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ここまで書いて力尽きた。




