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【寓話】三つの願い
ある青年が骨董屋で古びたランプを発掘購入。
自宅に持ち帰り、布でコキコキと磨いた所、魔人が出現。
三つの願いを叶えてやろうと言われる。
一つ目願い「一兆円くれ」
「汝の願いは叶えられた」
二つ目の願い「世界中の美女とハーレム」
「汝の願いは叶えられた」
三つ目の願い「不老不死」
「汝の願いは叶えられた」
途端、見る見るうちに老化し、老人になる。
「なぜ歳を取るんだ」という問いに
「不老不死には代償が必要、それが若さだ」
そして魔人はランプと共に消え去る。
絶望する老人。
しかしまだお金とハーレムが残っている、と気を持ち直す。
やがて次々と美女がやってくる。
かつて美女だった老婆が。
再び絶望する老人。
数日後、警察が老人に任意事情聴取と言う名の強制連行。
銀行預金でハッキングによる一兆円の不正な電子取引があったとの事。
老人のPCから銀行システムへのハッキングの証拠が見つかる。
無罪を訴えるがハッキングという決定的証拠で有罪判決を受け、刑務所に収監。
そして刑務所で永遠に生き続ける。




