生還
実話を参考にしたフィクション
男性主人公は大学生でアメリカに留学。
アメリカに来て、陽キャアメリカ友人の影響でアウトドアを始める。
専攻した科目の教授は趣味がキャンプなので親しくなる。
授業で親しくなった男性二人女性一人と教授で三泊四日の山へのキャンプに出掛ける事にした。
早朝、五人は車で山の入り口まで来て、そこから徒歩で出発。
休憩を挟みながら六時間後、山間を抜けて小川が流れる山すそでキャンプ地に到着。
男性四人の二人用テント二つと、女性の一人用テントを設置。
夕食を食べ、そこで一泊。
◇◇◇ ◇◇◇
朝起きて朝食を食べ、コーヒーを飲みながらまったりとしていたら、急に天候が悪化。
季節外れの雪が降ってきたと思ったら吹雪になった。
天候が回復すると想定してここで過ごすか、それとも吹雪が悪化すると想定して急いで帰るか。
教授は食料が三日便しかない事、このままでは下山ルートが雪で埋もれる事、から下山する決断をする。
荷物を全部持って行こうとする四人。
男性主人公は、重い物は置いて行こう、来年またここに来れば良いじゃないかと言って説得。
荷物を軽くすためにテント二つやダッチオーブン、椅子などの重い物を置いていく事に。
そして男性主人公がちょっと待ったを掛ける。
何事かと思ったら、男性主人公がビニールゴミ袋をナイフで切り裂いていく。
・ビニールゴミ袋の真ん中をくり抜いて、頭に被せる。
・ビニールゴミ袋の底と左右を切り取り、頭と手を通して簡易のポンチョにする。
・靴下の上からビニールゴミ袋を履かせ、ダクトテープで足をテーピングの様に巻き、膝で留める。
・ビニールゴミ袋に手を入れてダクトテープで手首と肘に巻き付ける。
男性主人公は使わなくなったテントのロープを切断し、
・一本のロープに均等の間隔で輪っか(マン・ハーネス・ノット)を五個作る。
・全員がロープのコブを握って、隊列を組んで進む様に進言する。
・笛を取り出し、合図をするのでGo/Stop/Right /Leftする様にお願いする。
隊列は一番目にブルトーザー役の筋肉マックス、二番目は荷物役の長身アーサー、三番目に女性、四番目に白髭ダンディ教授、最後は男性主人公。
男性主人公は笛をピーピー(GoGo)鳴らして進む。
◇◇◇ ◇◇◇
一メートル先も見通せない猛吹雪。
ロープのお陰で一行がかろうじてはぐれないでいた。
五十分歩き、男性主人公が笛でピピッピー(ストップ―)と休憩を入れる。
男性主人公は背に持っていたスコップで、木の風下側の雪を掻き分ける。
ピクニックブランケットで周囲を覆って簡易テントを作って風を防ぐ。
全員で簡易テントに入る
男性主人公がマグカップに雪をギュウギュウに積めてシングルバーナーでお湯を沸かす。
砂糖をたっぷりと入れて、教授に断り入れて隊列一番目のマックスから順に飲んでもらう。
マックスが飲んでいる間に二つ目のマグカップに雪を詰め込みお湯を沸かす。
そうして最後に男性主人公が砂糖をたっぷりのお湯を飲んだら、ピクニックブランケットを畳んだら出発。
◇◇◇ ◇◇◇
更に二回の休憩と昼食、三回の休憩をし、道に迷い来た道を戻りながら下山したが、まだ下山出来ない。
日も暮れてきたので、ビバークする事に。
木の風下側の雪を掻き出し、空いたスペースに二人用テントを一つ設置。
五人がテントの中に入る。
夕食を取り、明日どうするか話し合う。
進むか、ここでビバークするか。
教授は進むことを決断。
この場所は雪が高く積もる土地柄なのだ、うかうかしている内に身動きが取れなくなる事を危惧したのだ。
靴を脱ぐと靴の中がズブズブに濡れていた。
持ってきた新聞紙を丸めて中に入れ、靴を建てて置く。
足に巻いていたダクトテープを切って、ビニールゴミ袋を外す。
ビニールゴミ袋のお陰で、冷たくは有ったが足は濡れていない。
狭いので五人は体をシェラフに入れて体育座りをし、ザックを背もたれにして寝る事に。
◇◇◇ ◇◇◇
翌朝、外はマイナス気温。
テント内はかろうじてプラス。
寒さと寝姿で余り寝れなかった五人。
身支度をし、冷たく濡れた靴を履き、朝食を食べ、テントを畳む。
そして荒れ狂う吹雪の中を出発。
三更回の休憩と昼食、二回の休憩をしながら歩き、ついに車を駐車している所まで戻る事が出来た。
事後になるが、吹雪は五日間も続き、もしキャンプ地やビバーク地に留まっていたら生還出来なかったと判定される。
教授の決断は正しかった。
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キャンプやった事無いけど、良い行動かな?
男性主人公を活躍させるはずが、余り活躍していない・・・




