人工卵子、人工精子、人工子宮がある近未来
遺伝子技術の発達によって、自分の意図した卵子、精子を合成する事が可能となった。
また、人工子宮によって、母体でなくても胎児を成長させる事が可能。
なお、残念ながら、人工卵子と人工精子同士の受精は成功していない。
先進7か国で日本を除く6か国は、働く女性の妊娠・出産からの解放を目指し、また女性たちの活動によって政府が人工卵子、人工精子、人工子宮の使用を承認した。
一方の日本は当初、使用に慎重な姿勢であったが、6か国による世界的な批判により承認をせざるを得なくなった。
それはしかし、専業主婦になりたいから結婚をする日本女性たちによって、その理念とは異なる別の用法で使われる事となった。
すなわち、専業主婦になりたくて妥協して仕方なく結婚した女性たちは、自分が理想とする男性の人工精子を作成し自分の卵子と受精、人工子宮による出生が横行したのだ。
つまり、結婚した男たちは、他人の子供を育てるATMと化したのだ。
これは社会問題にもなり、日本においては結婚を望む男は皆無となってしまった。
経済力のある三割の男性は結婚せず人工卵子と自分の精子で子供を作り、シッターを雇って子育てをする。
七割の普通の男性はおひとり人様生活を満喫する。
一割の経済力のある女性は理想の男性遺伝子と人工子宮で子供を作る。
九割の女性は働く気兼ねも無く、子供を作り育てて行く経済力もなく、孤独な人生となった。




