6/81
貴族子息のDQNデブに転生覚醒してもデブはデブ
先に謝罪を。
デブを馬鹿にする意図は一切ありません。
諸事情で太ってられる方もいるでしょう、その容姿を揶揄されて傷ついている方もおられるでしょう。
不快にさせる事は本意ではありません。
申し訳ありません。
ナーロッパ世界。
ある日、自分が転生者で有る事を自覚する貴族子息のDQNデブ。
自分のこれまでのDQNな行いは反省するものの、覚醒してもデブはデブ、減量なんてやりもしない。
日本の和洋中華に慣れ親しんだおデブの舌には、この世界の料理は不味すぎる。
そんなおデブが自己の舌と胃袋を満足させるために、食材と調味料と調理法を開発していく。
錬金術をやりたいと言って活動費をもらい。
新たな道具を作りたいと言って鍛冶師を雇い。
薬を調合するからと言って薬剤師を雇い。
薬の効果を知るためと言って孤児に人体実験(味見)をし。
領内の食文化を大陸随一に導いていくおデブの物語。
---- ここから裏話 ----
なろう小説のデブ転生者って、全部必ず減量して痩せるんだよね。
そんな在り来たりなのは飽きた。
デブはデブ、そんなのが有っても良いじゃないか。