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小説ネタ集  作者: うしろ
38/90

スキル地図

縦書き未対応


スキルの有るナーロッパ世界。


ダンジョン内は迷路となっており、冒険者たちは道案内が無いと迷子になり、最悪餓死してしまうのだ。

そこで冒険者たちは道案内人を専属契約したり、ダンジョン前にいる道案内人を一回限りの契約で道案内させたりしている。


主人公は戦闘力が無いので冒険者になる事が出来ず、しかしスキル「地図」があるので道案内をして生計を立てている。

スキル「地図」はダンジョン内の道と現在位置が頭に表示され、記憶力に頼る他の道案内人より、正確に、早く移動が出来る利点がある。

ただ残念なことに、主人公の戦闘力はスライムに負けるほど皆無で、更に成人したてと言えるほど年若いので、荷運び人として使えない。

そう、道案内人は最低でも自分の身が守れることが必要で、荷運びや設営、調理や休憩時の警戒など、補助的な仕事も任せられるのだ。

道案内だけしか出来ない主人公は需要が低い。


では、ダンジョン内の迷路を地図にして売れば良いじゃないか、と思うがそうは行かない。

過去に別のダンジョンで、冒険者に地図を売った道案内人がいた。

道案内人はその冒険者だけが使う約束で地図を売ったのだが、冒険者はその約束を破って冒険者ギルドに地図を転売したのだ。

そしてそのダンジョンでは全ての道案内人が職を失う事となった。

当然地図を売った道案内人は私刑で死刑となった。


今日も今日とて安い日当で低級冒険者たちに雇われながらダンジョン内に潜っていたら、地図が変わったのだ。

今まで見えていた地図が

────────────

     ○      

────────────

 ↓

こうなった。

────┘ └─────

     ○      

────────────

なんか脇道が見える様になったのだ。


新たな道? 隠し部屋?

しかし、その場では言い出さなかった。

冒険者たちとは信頼関係が無く、隠された道を案内して宝を見つけた後に殺されるかも知れない。

それに日当だけもらう契約だから、宝を見つけても何の得にならない。


その日も無事ダンジョン攻略が終わり、家に戻ってどうするか考える事にした。

・自分一人で攻略する

  →壁を壊す手段がない

・冒険者たちを雇う

  →雇うお金がない

・冒険者たちに隠し部屋が有るので一緒に攻略しようと持ち掛ける

  →裏切られて殺される可能性が高い

・冒険者ギルドに売る

  →冒険者ギルドになんの利点もない

・道案内の取りまとめ役に売る

  →宝が見つかったら仲間割れしそう

うーむ、困った、手が無い。




道を書きたかっただけ。

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