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小説ネタ集  作者: うしろ
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父が再婚して義母と義姉が出来たけど・・・

父が再婚して義母と義姉が出来た。

義母は仕事を持っており、義姉は違う高校に通学している。

最初は他人行儀だった僕に、家族の様に接してくれた。

最近はなんとか打ち解けている。


そんな折、父が遠方に単身赴任してしまった。

そして父が再婚してから一年が経った頃、ひょんなことから僕の誕生日がもうすぐな事、今まで誕生日パーティをしていなかった事が義母と義姉に知れた。

義姉が「なんで遠慮していたの誕生パーティをやろう」と言い出した。

再婚して半年の時に、義姉の誕生日パーティをしていたので、僕のもやろうというのだ。

僕は遠慮したかったのだが、義母も「家族なんだから皆で祝いましょう」と、三日後の金曜日夜に誕生日パーティをする事になった。

義母の誕生日?

女性に歳を聞くのは失礼という事でうやむやにされてしまった。

料理は長年炊事をこなしてきた僕が担当。

義姉の時もチョコレートケーキホールを作り、義母と義姉が絶賛してくれた。


そんな金曜日、前日まで色々と料理の下準備をし、学校が終わってから料理を仕上げた。

とそこに電話が。

義母から「海外赴任していた親友と久しぶりに飲みにいくから夕食はいらないわ」

ショックでスマフォを握り締める。

そしてまた電話が。

義姉が「憧れだった先輩に告白されたから、今からナイトデートするから夕食いらない」


ふふ、何だい、家族と言いながら結局は自分の都合を優先するんじゃないか。

こんな料理作るんじゃなかった。

作った全ての料理を生ごみ袋に廃棄し、食器を片付け、部屋の装飾も全て取り外してごみ箱に捨てる。

部屋に戻って、簡単な荷造りをして、有り金持って家を出る。

鍵を掛けた後、庭に投げ捨てる。

父は大阪にいるから、反対方向の北海道に行こう。

途中、コンビニで預金全て引き落とし。駅に向かう。


夜、義姉が帰って来るが、暗く誰もいない部屋を気に掛けず、上機嫌で自室に戻る。

深夜、義母が帰って来るが、二人とももう寝ていると思い、ほろ酔い気分で自室に戻る。

翌朝、義母と義姉がダイニングにやってくる。

いつもは義弟が朝食を作ってくれるのだが、今日は何もない、と言うより義弟がいない。

怪訝に思いつつも義姉が義弟の部屋に入るがいない。

出かけているのかと思い、玄関に行くと義弟の靴が無い。

朝食も作らず出かけるなんて、と憤慨する義姉と宥める義母。

「じゃあ、久しぶりに食事をつくるわ」と義母が朝食の準備を始める。

「昨日はデートだったの」「私は5年ぶりに海外の親友にあったわ」と会話が弾むのだった。


夜になっても帰ってこない義弟。

不安になる義母と義姉。

取り合えず警察に連絡した方が良いのでは、と警察に電話。

警察からは義弟の名前と生年月日、血液型、特徴を聞かれてはっとする(*1)。

昨日は義弟の誕生日だ、誕生日パーティをやるはずだった事を思い出す。

愕然とする二人。

警察に「義弟を探して下さい!」と懇願する。

そして、何か手掛かりとなる物がないか家探しをして気づく。

誕生日パーティの為の料理が捨てられている事に。

装飾品が捨てられている事に。



HappyEnd

二泊三日の北海道旅行を満喫して、赤の他人二人がいる自宅に嫌々戻ってきたら、大変な事になっていた。

自分が行方不明扱いになっていたのだ。

警察行って北海道旅行した証明を出して捜索終了手続き。

泣き晴らす二人に「以後、他人でいましょう」といって家庭内別居を宣言。

寮の有る会社に内定して卒業後に家をでる。

噂では「義弟家の財産独占の為に、邪魔になった義弟を追い出した」なんて言われてたけど、知らね。


BadEnd

北海道の最北の岬で、一人の少年の水死体が見つかった。

身に着けていた身分証から行方不明となっていた義弟と判明。

死体となって家に戻ってきた義弟。

葬儀後、町内で「義弟家の財産独占の為に、邪魔になった義弟を殺した」と噂が立つ。

程なくして父と義母は離婚、二人は行き先を告げる事なく引っ越し。

家も売りに出されるのだった。




(*1)本当にこんな事を聞かれるかは、未体験なので判りません。



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