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小説ネタ集  作者: うしろ
19/90

魔の森の禁忌

嘗て世界中に住んでいた妖精とエルフが、今は魔の森と言われる大森林のみに住んでいる。

奴隷狩りに会い、数を減らし、魔の森以外は絶滅してしまったのだ。

大森林は直径450Kmほど。


人間たちは希少価値の妖精とエルフを蒐集(しゅうしゅう)しようと魔の森に入る。

森の木を切ろうとすると毒蜂が襲い掛かる。

妖精とエルフを捕獲・殺害しようとすると毒蟻が襲い掛かる。


魔の森に面する国々が魔の森に侵攻したが、尽く毒蜂に襲われて一名も生還せず。

そして魔の森に侵攻した国々は、神の怒り(隕石落とし)で首都が直径1kmのクレータに。


やがて人間たちは世界中の木々を伐採し尽くし、魔の森の木々を欲する。

権力者たちはエルフの不老不死(実際は違うが)の秘密を知らんが為にエルフを切望する。

何度か魔の森に侵攻したが、その度に神の怒り(隕石落とし)で国が滅んだ。


科学が発達した現代、航空機・戦車で侵攻するも雷で全壊。

侵攻した国々の首都が隕石落としで直径20kmのクレータに。


宇宙進出を果たした人間たちは、自分たちに逆らう魔の森の消滅を図る。

核弾頭ミサイル、核巡航ミサイル、核砲撃、これらによって魔の森が消し飛ぶ。


喝采を上げる人間たち。

しかしそれは、人間たちの裁きの始まりだった。


大地が割れ火山が噴火し、地震が起き津波が押し寄せる。

海に、山に、平原に。

やがて星の地表が裂け始め、マントルが噴出する。

地表は500度の高温となり、海の水は全て蒸発し、地獄の業火と化す。

僅かに宇宙に逃れた人間もいたが、安堵するのはまだ早かった。

星の隅々に亀裂しマントルが噴出した後、爆発したのだ。

そして全ての人間は滅んだ。

自分たちの行いに後悔しながら。


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